PDF長期署名ライブラリ LE:PAdES:Lib は、PDFの長期署名PAdESに対応した自社開発の署名ライブラリです。
PDF署名基本ライブラリ LE:PAdES-Basic:Lib は、長期署名の付与機能等を省いた(長期署名の検証には対応)ライト版となります。
長期署名の付与が必要なら「PDF長期署名ライブラリ LE:PAdES:Lib」を、不要なら「PDF署名基本ライブラリ LE:PAdES-Basic:Lib」をご検討ください。
電子署名以外にプロパティや添付ファイル等のPDF基本機能も利用可能です。
どちらのライブラリも、C++/Java/.NETのAPIまたはコマンドにより各機能の利用が可能です。
※ ISO 32000の仕様違反のPDFファイルは動作保証外となりますのでご注意ください。
→ Adobe Readerで開けても仕様違反のPDFファイルがあります。
※ MDP署名やロック署名済みのPDFファイルへの署名はPAdES仕様上出来ません。
※ PDFファイルの生成機能はありませんので別途入力PDFファイルの用意が必要です。
※ 新着情報 2024-08-19: V1.09.R1リリース (ECDSA暗号方式ベータ対応)
〇 機能 (LE:PAdES:LibとLE:PAdES-Basic:Libの違い)
基本機能(LE:PAdES-Basic:LibとLE:PAdES:Libの両方でサポート) |
---|
・PAdES署名(RSA/ECDSA暗号方式)の追加(CAdES-T形式)。 ・PDF署名の追加(PKCS#7を使った古い形式)。 ・PAdESタイムスタンプの追加(RFC 3161/Seiko/Amano他)。 ・PAdES長期署名の検証(Windows証明書ストア/独自証明書ストア)と結果独自XML出力。 ・PAdES長期署名の情報解析(埋め込み証明書や失効情報の確認等)の結果独自XML出力。 ・PKI機能: PKI基本ライブラリ LE:PKI:Lib の機能。 ・PDF機能: PDF基本ライブラリ LE:PDF:Lib の機能(任意の解析や編集は別対応)。 ・添付ファイル機能、プロパティ/XMP機能の提供(V1.07.R1から)。 |
拡張機能(LE:PAdES:Libのみサポート) |
・長期署名用の検証情報(証明書と失効情報等)のPDFへの埋め込み(長期署名化)。 ・クライアント署名のLANライセンス(イントラネット内の社内利用ライセンス)。 |
XML長期署名ライブラリ LE:XAdES:Lib との違い |
・主用途:PAdESは配布/保管PDFへの署名、XAdESはサーバ保管用の多文書一括署名。 ・署名対象:PAdESはPDF、XAdESはXMLまたは任意(バイナリ)ファイル。 ・署名数:PAdESはPDF1ファイルに1署名、XAdESは任意複数ファイルに1署名。 ・検証器:PAdESはAdobe Readerで検証可能、XAdESは標準的な検証ツールが無い。 ・タイムスタンプのみ:PAdESは可能、XAdESは必ず署名が必要。 |
〇 API・動作環境
利用API |
---|
・C++ API: Windows/Linux : Visual C++ または G++ から利用可能です。 ・Java API: Windows/Linux : JNIを使ったネイティブ部が必要です。標準Java8以降。 ・.NET API: Windowsのみ : C#等から利用可能です。アンマネージ部が必要です。 ・コマンド : Windows/Linx : コマンドの引数の指定で利用が可能です。 |
動作環境 |
Windows環境: ・Windows 10以降/Windows Server 2016 以降 ・必要モジュール:Microsoft Visual C++ ランタイムが必要 ・標準提供ビルド環境:Visual Studio C++ (VS2013以降、VS2017/VS2019対応) 1)Visual Stduio 2015 版 2)Visual Stduio 2022 版 (V1.09.R1よりVS2019からVS2022に変更となりました) Linux環境: ・Linux x64 (32bit版別途対応は可能だが非推奨) ・必要モジュール:libc / libstdc++ ランタイムが必要 ・標準提供ビルド環境:Makefile利用 1)Amazon Linux 2023版:gcc 11.4.1 / glibc 2.34 (V1.09.R1より提供) 2)Amazon Linux 2版:gcc 7.3.1 / glibc 2.26 3)CentOS 6.8 版 :gcc 4.4.7 / glibc 2.12 ※ OpenSSL等のオープンソースライブラリを利用しています。 ※ ラング・エッジ製品はほぼ全てのソースコード付きでお使いの環境でのリビルドが可能です。 ※ Amanoタイムスタンプ利用部はバイナリ提供となります。 ※ ISO 32000仕様違反のPDFファイルは動作保証外でありエラーになる場合があります。 → どのようなPDFファイルでも署名が出来る訳ではありません。 |
〇 詳細情報
製品マニュアル |
---|
・PDF署名ライブラリ LE:PAdES:Lib マニュアル PDF(1.8MB) ・PKI基本ライブラリ LE:PKI:Lib マニュアル PDF(1.0MB) |
リリース履歴 |
2024-08-19:LE:PAdES:Lib V1.09.R1リリース 2024-01-22:LE:PAdES:Lib V1.08.R3リリース 2023-10-27:LE:PAdES:Lib V1.08.R2リリース 2023-08-30:LE:PAdES:Lib V1.08.R1リリース 2023-02-13:LE:PAdES:Lib V1.07.R6aリリース 2023-01-20:LE:PAdES:Lib V1.07.R6リリース ※ 全ての更新情報はリリースノートの更新情報欄を参照ください。 |
評価版 |
アンテナハウス:長期署名PAdESライブラリ 評価版のお申し込み |
製品版ダウンロード(要認証) |
・長期署名ライブラリ LE:PAdES:Lib 製品ダウンロードページ ・署名基本ライブラリ LE:PAdES-Baisc:Lib 製品ダウンロードページ |
〇 ライセンス・販売
ライセンス |
---|
基本的なライセンス種別は以下となります。お見積り希望の場合にはお問合せください。 通常ライセンス: ・個別ライセンス : イントラネット内サーバでの利用 ・開発ライセンス : 開発用(待機系含む)での利用 ・保守ライセンス : 個別/開発の各ライセンス製品価格の20%/年 特別ライセンス: ・OEM(組み込み)ライセンス : 製品への組み込み利用 ・ASP(サービス利用)ライセンス : 不特定多数向けの利用(利用数に依存) ※ 他ビジネスに合わせてライセンス形態の相談可能です。お問合せください。 |
コンサルテーション |
PKI/電子署名は運用に関して専門的な知識やノウハウが必要となります。 ラング・エッジでは別途有償になりますがコンサルテーションへの対応が可能です。 製品購入を希望される場合には同時に短期間のコンサルテーションをご検討ください。 なおコンサルテーションのみお請けすることも可能です。 お気軽にご相談ください。 |
販売 |
|
アンテナハウス株式会社 ラング・エッジの電子署名ライブラリ製品の販売代理。 ラング・エッジからの直販をご希望の場合には直接お問い合わせください。 |
〇 ラング・エッジ(お問い合わせ)
- Mail: (スパム対策の為GIF画像、クリックしてメール送信可能)
- Tel: 03-3862-2268 (担当:宮地 不在時には留守番電話になります:火曜日は不在)