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2005-11-30
「はやぶさ」一難去って… [by miyachi]
「はやぶさ」のスラスタは2系統あるAとBが両方共トラブルを抱えているようです。詳細は
JAXA発表と
松浦さんのブログにて。一見異なる現象に見える2系統のトラブルですが宇宙開発では1つのトラブルが複数の結果になる事もあるそうで調査が待たれますね。ヒーターの利用を含めてまだ色々な手段もありそうです。最後は火星探査機「のぞみ」の時に培った1ビット通信によっての制御も考えているとの事。ノウハウの蓄積があると対処方法にも幅が出ますね。運用に携わる皆さんは学生さんだったり先生方だったりと専門家では無いケースも多く、色々大変だとは思いますが身体に無理が無い程度で頑張って下さい!誰か倒れても喜ぶのはプロジェクトXくらいでしょうし…ってあの番組ももうすぐ終わるのか…最近見て無いけど…(^^;
それにしてもNASAのDSN(ディープ・スペース・ネットワーク)に頼らねばならない現状は色々ともどかしいです。せめてもう1カ所くらいは海外にパラボラを設置できると良いのですが…「はやぶさ」も何とか無事に…と願うばかりです。
さて画像はJAXAサイトからコピーした「はやぶさ」の現在位置です。ご覧のように太陽を挟んだ地球のちょうど反対側で作業です。地球への帰還もせいぜい月軌道程度までしか接近しないようです。帰還が遅れるとサンプルカプセルが耐えねばならぬ温度も上昇するとのこと。ここまで来たら最後まで…
プロジェクトXと同じ火曜日夜10時からTV東京で放送されている
「ガイアの夜明け」を見ていたら、来週は
「宇宙ビジネス」がテーマらしい。これはビデオ(DVD)撮りせねば!「ガイアの夜明け」は誰も死なないし入院しないしビジネスも成功したり失敗したりと公平に取材しているように感じていて好感度高いので期待してます!
2005-11-28
Hondaからの手紙 [by miyachi]
土曜日にちょっと子供を遊ばせに留守にした間にHondaから書留が来たとの連絡が。先日ETC機能付きのHondaカードを申し込んだからそれが届いたのかな?と再配達して貰った封筒はペラペラでカードなんか入っていそうも無い。カミさんが「リコールじゃ無いの?」と言うのに「まさか(笑)」と答えつつ封を切ると
リコールでした(^o^;
う~む初めて見たぞリコールのお知らせ。(←嬉しいのか?(^^;)どうも無段変速機CVTのプログラムバグのようだ。詳細は
こちら。確かにうちの
オデッセイもしっかり範囲内だな。
バグは仕方が無いよなあ…と妙に物分りの良いのは私もソフトウェア技術者だからかしら。
すぐに問題になる事もあるまいと日曜日にクリオへ電話してみた。「今日とか対応出来ます?」と聞くと「すみません設定が出来るパソコンが1台しか無くて火曜日くらいまで一杯なんです。すみません。」と平謝り。いやあなたが悪い訳でも無いが客商売は大変だなあ。最近問題のマンションと違ってこちらは補修可能だし。しかし設定できるパソコンってやっぱり特殊なのでしょうか?1台しか無いつーのはちと寂しい気がします(^^;;
うちは結局平日の朝引き取りで夕方に持って来てくれる事になりました。ミッションオイル交換もしてくれるようだし洗車もしてくれるだろうから、まあ良いでしょう。で、結局Hondaカードの申し込みの方はどうなったんだろう?零細ソフトハウスなので審査に通らなかったりしたらブログネタ…って自虐ネタになるな(笑)何にせよ初めてのリコール体験でした。もう無い事を祈ってます(^o^;
2005-11-26
祝:「はやぶさ」午前7時7分接地成功j! [by miyachi]
毎日:
はやぶさ:歓喜のJAXA管制室「やったー」
読売:
はやぶさ、イトカワ再着陸…岩石採取装置も作動
朝日:
はやぶさ、2度目の着陸に成功 試料採取もほぼ確実
と言う事で各紙大きく取り上げてますが2度目(リハーサル入れると4度目)にして成功です!次々に問題点を明確化して解決していたので今度は成功の可能性が高いと思ってました!おめでとう!
ただその後でスラスタのトラブルが生じているようです。詳しくは例によって
松浦さんのブログで。不調なのが1つなら他のスラスタで補間可能との事です。原因究明されるまで待ちましょう!
[2005-11-28追記]
やはりスラスタの1つにリークが発生している様子です。接近中に予兆があったので接地にはバックアップ系統を使用したが、接地後に主系統に戻したところリークを生じて姿勢を崩したとのこと。地上からの指示でバルブを閉じたが現在セーフモードに入っており3日程復旧にかかるようです。でもまぁここまで来たらこの程度のトラブルは解決してくれるのでは無いかと考えます。そしていよいよ地球に向けての帰還準備ですね!
2005-11-25
左の写真はうちの事務所の「窓」から下を見下ろしたところです。自分の働いている事務所の足元にこんな光景を見る事が出来るなんて…私の座っている席からだと横2m下3m程度にある光景です(^^;
今日は1日中ドリル掘削機の音とショベルカーの音がしています。目の前1m程先をショベルカーのショベルが移動しているのも不思議な光景(笑) いや~もう笑ってなきゃしようがない状況ですね!泣き笑いですが…orz
先週だっけか今週末から騒音がしますのでよろしくみたいなお知らせが郵便受けに入っていたなぁ。なんでも区にも届け済みだとかで。今日は事務所内は会話にも差し障りがある状態なのでヘッドホンのボリュームを上げて仕事してます。飯を食った後でも眠くならないのが数少ない利点かも。ため息。
2005-11-24
祝:「はやぶさ」着地してました [by miyachi]
Jaxaサイトに
「「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について」がアップされている。もちろん
松浦さんのブログでは
速報も流れていたが、
接地していないと思われていた「はやぶさ」がデータ解析の結果から30分にわたり着地して事が判明したとの事。その後地球からのコマンドで自力で離床していたようだ。サンプル採取だけは起動しなかったようですが、日本で作られた衛星が太陽を挟んで反対側にある小惑星に着地したのですからこれは
お祝いをせねばなりません!関係者の皆さんおめでとうございました!
今回の問題は「米国航空宇宙局(NASA)の深宇宙局(DSN) から臼田局への切り替えの間であったため」に検地できなかったとのことです。なお月以外の天体への着陸と離陸成功は
世界初とのこと。この調子で2回目の接地ではぜひサンプル採取に成功して欲しいと祈りましょう。もっともサンプル採取に成功したかどうかは地球に戻ったカプセルを開けるまでは分からないそうですが(^^;
上の画像は「はやぶさ」から分離したターゲットマーカだそうです。フラッシュランプを照射した状態としない状態の画像を比較してターゲットマーカだけが抽出されるような画像処理が
機上で行われた結果だそうです。それにしても「はやぶさ」本体の影も結構鮮明に写ってますね。
2005-11-23
Boeing777型…凧? [by miyachi]
今日は子供と一緒に
ウォーキングフェスタえどがわに参加して新中川の土手を4kmのコースで歩いた。途中でおじさんが写真(クリックすると拡大可)にあるように自作らしい巨大なJAL777型の凧を準備していた。「おお!すごいサイズだ!でもまだ時間がかかりそうだな…」と思っていたらその30秒後にはふわりと軽やかに大空へ!ご覧のように主翼がしなり過ぎだが意外に空中でもそれっぽくて楽しみました。
おじさんは航空機マニアと言うよりは凧マニアなのかなぁ。スケール感も正しそうだしちゃんと寸法を測りながら作成したように見えた。全長は5mくらいはあったろうか?777の全長は
B777-200型63.7mで、200型をストレッチした
B777-300型で73.9mなので1/10〜1/12くらいかも。凧自体は非常に軽そうでした。主翼は外せそうでしたがこのサイズの凧を置いておける家って広そうです(^^;
残念ながらウォーキングの途中だったのでゆっくりは見る事が出来ませんでしたが、しばらく滞空しているのを眺めながら歩きました。おじさんもウォーキングの人が大勢いる事を予想してデモフライトしたのかもしれませんね(笑)
ウォーキングの方は日差しも暖かく土手に生えているススキや小さな公園の紅葉を見ながら子供と一緒に楽しく歩きました。終わった後に食べた屋台のカレーライスがとても美味しかった!
2005-11-22
「Yoのけそうぶみ」と「ASCII」 [by miyachi]
時代は更にさかのぼり、遂にASCIIから「Yoのけそうぶみ」である。1982年〜87年まで連載されていたので、これを見て懐かしいと思うのはかなりのオジさんですね(笑)ASCIIのTBN(Tiny Basic Newsletter)のコーナーで百合香さんの「マイコン私情」に引き続き女性のエッセイ/日記的に毎月1ページずつ連載されていたものです。そうこの当時のASCIIを見てもまだ「パソコン」と言う言葉が無く「マイコン」と呼ばれていました。
正確には「マイクロコンピュータ」の略なのですが、「マイ(私の)コンピュータ」と呼びたい時代でした。マイコンを持っていても世間からは「そんなオモチャみたいなので何ができるの?」と言われてました。ただこの時代はまだ色々なメーカーがそれぞれのコンセプトでマイコンを作っていて、海外のマイコンも輸入されてマニアックな活気に満ちていたように思います。
「Yoのけそうぶみ」でも将来のマイコン像について考えていたりしますが、中央に巨大なコンピュータが必要と考えていたりして、現在のようなインターネットは当時は夢にも思わなかったです。今やパソコンはネットに接続する目的で使われている事が一番多いのでは無いでしょうか。でもこの本を読んでいると遠い昔に心が戻るようで、当時のワクワクした気持ちがよみがえります!Yoさんも現在は旦那様とお二人で
ソフトハウスをされているようです。あとこの本も
復刊ドットコムに出ているようですね。
次に「ASCII」の方に行ってみましょう。画像もあるので興味がある方だけ続きをどうぞ。
[続きを読む]
2005-11-21
それを接地とは言いたくない [by miyachi]
今日も
「はやぶさ」の話題から。昨日は時々パソコンを付けて
松浦さんのブログとかをチェックしてました。一時は「はやぶさ」と通信が出来なくて緊迫した状況もありましたが、どうやら本体は無事のようで一安心です。
更に88万人分の名前(我が家4人の名前も含まれる)が入ったターゲットマーカもどうやら高度40mくらいで放出されたとの事で、無事に「イトカワ」に到着したようです。まず1つ得点加算ですね。問題はその後の着地とサンプル収集はどうも駄目だったようです。残念!ただし「着地」は駄目でも「接触」はしたかもしれないようです。接触して向きが変わった可能性もあるようで。ただしISASの川口プロマネは記者会見で、
川口プロマネ:「どこかが接触したとしても、私としてはそれを接地とは言いたくない。」
う~ん
漢です!それにまだ終わった訳ではありません。時間的燃料的にもう1回は挑戦できそうな予定だからです。しかも接近の度に状況は少しずつ改善されていますし、何とか次回こそは!次回は25日頃の予定です。また週末になりそうですね。ただ状況いかんではもう少し後かも。あと今回の結果に関しても詳細なデータと分析が近いうちに出るはず。そちらも楽しみに待ちましょう。
今回の件に関してはマスコミはそれほど「失敗!」と書き立てていない気がします。科学ミッションであるしどれほど困難な事に挑戦をしているのかがある程度は広報の結果伝わったのかな?だと良いのですが… それとも単に「○○○億円が無駄に!」と書けない状況だから騒いでないだけ?
そう日本の単独ミッションでこれまでの成果だけでも充分世界に誇れる結果を出しています。これ程ソフトなアプローチは昨日のニュースでも川口プロマネが言っていましたが有人であっても使えるノウハウでしょう。これからはNASAに頼らないで独自ノウハウの積み重ねをして行く事こそがJAXAに必要な事なのでは無いかと、外から見ている無責任なマニアとしては思うのでした(^^;;
[お昼休み追記]
TPS/Jメール臨時号が配信されてきた。「星の王子さま」登録者向けのお祝いと報告のメッセージだ。昨日の出来事が分かりやすく開設してあります。結局は時間がかかりすぎて100℃以上であぶられ続けた点が最大の問題だったようです。イトカワ表面は高温なんですね。ああこのような生々しい状況を映像でも見たい!NHKくらいは特番組んでくれても良い気がしますがいかがでしょう?
2005-11-18
キリ番とかブログとかサイトとか [by miyachi]
毎日では無いが巡回サイトの1つ
「いしかわじゅんホームページ」を今朝見てみたら、右の画像のようにカウンタが
7000038番だった。しまった700万人目だとマスクメロンが貰えたのに!朝事務所に来てコーヒー淹れたりしないですぐに見ていればキリ番だったかも(笑) いや別にマスクメロンが欲しいと言う訳ではないのですが(^^;
余談ですが好きな漫画家のサイトは結構チェックしている。他には
「吾妻ひでお official homepage」とか、
「ゆうきまさみのにげちゃだめかな?」とかは時々チェックしている。良い時代になったなあ。
閑話休題。アクセス数って結構気になるものでしょう。でも私は自分のサイトもこのブログもカウンタはおろかアクセス数解析もしていない。これが私にとっては長く続けるコツだと思っている。そういう世間の反応が気になり出すとなんか書けなくなりそうで… 過去の経験から見てくれている人は見てくれると言う信念だけを頼りにコツコツ書いて行くのが私のペースのようだ。
とは言え最近気になっているのはこのブログにはマメに書いているが
自分のサイトの方は最近
放置プレイ状態が続いている事だ。なんとか新年からはこちらも何とかリニューアルしなきゃなあ… って夏前から言っているんだから駄目駄目だ(笑) ここのブログとサイトが連携できるようにしたいと目論んでいるのですが、新年をお楽しみに(^-^)/
ああでももうすぐ12月。momo展もあるし年賀状もあるし何かと忙しい季節になりました。仕事も頑張らなきゃいけないし気合を入れて頑張りましょう!
陸域観測技術衛星「ALOS」と情報収集衛星「IGS」 [by miyachi]
「はやぶさ」が今最高に盛り上がっているところだが、来年早々に打ち上げ予定のH-2Aの8号機で打ち上げられる
陸域観測技術衛星「ALOS」の話題もぼちぼち出始めた。例えば
「エコマーク:H2Aロケット8号機に表示」なんかがそうだ。これはALOSが環境保全に役立つと言う事でエコマークの表示が認められたと言う記事だ。H-2Aは液酸液水のエンジン利用と言う意味でもエコなロケットだし良いかも。
さてそんなエコな衛星であるALOSだが、実は実質偵察衛星である情報収集衛星ことIGSとは深い関わりがある衛星だ。IGSに搭載されているセンサはALOSに搭載されているセンサをベースに開発されたからだ。現在のIGSには3つのセンサが搭載されている。
OPS-Pパンクロマチックセンサ:ALOSのPRISMをベースに性能向上
OPS-Mマルチスペクトルセンサ:ALOSのAVNIR-IIをほぼそのまま
SAR合成開口レーダ:ALOSのPALSARをベースに性能向上
それぞれALOSのセンサをほぼそのままか性能向上したものだ。これはIGSとALOSが目的は違うが利用する手段はどちらも地表の情報を集めると言う事で共通だからだ。もちろん運用も異なる。ALOSは1機に全てのセンサを付けた巨大な衛星だし、IGSは光学センサ型とレーダ搭載型の2種類でかつ本来は4機体制で頻繁に撮影が可能な運用がなされる。
また当初は2002年だったALOSの打ち上げがここまで遅れたのはやはり割り込んで来たIGSの影響があると見るのが普通であろう。IGSの最初の2機は2003年に上がっている。
ALOSの文字を見てこのような事を考えるのも、IGSの時に3DCGを作ったりしていた関係もあったりする。情報収集衛星に関してはその時に色々と考察や推測をしているので興味がある方は
こちらを見て欲しい。
IGSは運用面での懸念があったが松浦さんの記事などを見ると予感が的中しているようだ。だが何事も始めなければノウハウは手に入らない。その意味ではぜひ頑張って欲しいものです。ALOSは色々な意味で実用になる衛星でしょう。来年の打ち上げ成功を祈っています!
[追伸] 今日の夕方に某宇宙開発サイトのS氏が事務所に遊びに来る予定(^-^)/
2005-11-17
巨人のイタチョコの星のシステム [by miyachi]
前回の「健康ソフトハウス物語」は従業員から見たソフトハウスだが、経営者から見たソフトハウスと言う事で「巨人のイタチョコの星のシステム」をば(違) これはそんなに古くなくて1999年だけどソフトハウス繋がりと言う事で。ふむ
復刊ドットコムでは既に100票以上集めているようですね。
この本のサブタイトルは
「ソフトハウス盛衰記」だ(笑) 私は1999年のMacWORLD/Tokyoで購入してその会場で作者のラショウさんにサインを貰った。この本の58ページでラショウさんがサインの練習をしているが、そのままのサインだった(笑) この本はMacFanに連載されていた4コママンガをまとめた物だが、オールカラーページと言う無駄な豪華さと、手書き中心の為に見た目以上の労力が必要な辺りがいかにもイタチョコらしい。
イタチョコシステムと言うのがこのソフトハウスの名称だ。ラショウさんのアパートからはじまってMac版ゲーム開発。続いてWindows版を出荷したらウイルス混入で全て返品に。ショップも秋葉原や吉祥寺に出すが赤字で撤退。一番の儲けはMacWORLD/Tokyo会場でのグッズ(マグカップやキーホルダー等々)の販売だったりするが、MacWORLDも初日は準備が間に合わず開店できずだったり、マグカップも注文が沢山来たが焼くのは七宝焼用の小さな炉なので一度に1つか2つしか出来なくて毎日そればっかりやっているとか…(どこがソフトハウスかと考えてはイケナイ)
そんなイタチョコシステムは現在も
健在…のはずだが?う~んホームページ改装しようとしてどうもそのままのようだ(笑) 日記は書かれているようだから一応健在なのだろう(^o^; 開始は1993~4年らしいので既に10年続いている。ただ有限会社にしようとして結局は出来て無いから結局は個人事業の屋号にすぎんのかな? でもまあ10年続けるのは大変だと思う。
この本の最後にあるラショウさんのお言葉は
「決してアキラメないこと!」だ。この本を読めばソフトハウスにパソコンは決して必須アイテムで無い事が理解できるかもしれない(おィ) MacWORLDはもう無いが、私もアキラメないで頑張ろう!
ついでに「続・健康ソフトハウス物語」も書いてしまおう。こちらは続編と言う事だが年商10億の会社を目指して悪戦苦闘する社長だが、やはり「何か違う」とのイメージをだんだん感じはじめる。でも前に進んでいく姿は今となっては理解できるような気がする。私も色々な会社やソフトハウスを経験したが、常に成長し続ける事は至難の業だ。でもそれを乗り越えないと大きな会社にはなれない。そんな中で色々な葛藤があったり目的を見失ったり空中分解したり… それもソフトハウスによく見られる一面だったりするのかもしれない。
「大きな会社になる」と言うのは経営者としては「夢」だろう。ただ大きくなる事で「失うものがある」のも事実だ。この続編はコミカルな内容の中にシリアスな内容を含んでいる。「何のために」会社をやっているのか。どうも私の夢は経営者のそれとは違っているようだ(笑) ってそもそも会社を大きく出来るだけの器量が無いって話なだけだが(^o^;
私はラショウさんを見習ってまずはアキラメないで続けていきましょう!
追伸:写真左は続・健康ソフトハウス物語に挟んであったスタッフ募集のお知らせだ。A4を4つに切って入れたようだが効果あったんかな(^^;
2005-11-15
工事の進捗と帝国ホテル [by miyachi]
最近仕事関係で色々な方から「隣のビル工事はどうですか?」と聞かれる事が多い。結構皆さん気になるようなので久しぶりにビル隣の写真でも… はい、工事は順調に
継続しています(笑) 今朝も隣からは重機が動く「ぐおおおおお…」とか物がぶつかる「がしゃん、どしん」とか聞こえてきます。現在は基礎工事のようで穴を掘ったり埋め戻したりを繰り返している…ようにしか素人には見えません。朝の8時には工事が開始され週末で工程最後くらいの時を除けば夕方5時には作業は終了します。だがその間はヘッドホンが離せない日々が続いています。ビル完成は
来年末ですからねぇ…
さてお話変わって、今日は
紀宮様の結婚式の日ですね。東京地方は今にも雨が降り出しそうなどんよりとした天気ですが、いっそ初雪でも降ってくると風情が出るかもしれませんね。で結婚式があるのは日比谷の帝国ホテル。って
某社の真ん前です。今日はあの辺りは色々と大変でしょうね。行って見るのも面白いかもしれませんが今日は特に用事がある訳でも無し、事務所で騒音に耐えながら仕事しましょ!
2005-11-14
健康ソフトハウス物語 [by miyachi]
昨日は家族外出中に納戸の整理をした。古い物を捨てないと日々増殖して行く荷物が収納できないのだ(^^; てー事で古い書籍も戸棚の中から発掘して不要な物は捨てて行く。と見ると懐かしい書籍も幾つか。これはブログネタになるなと言う事で第一回は「健康ソフトハウス物語」をば。サブタイトルは「パソコン業界少女の生活」となっているが、主人公は下北沢のDシステムで学校を辞めてバイトとして働いたばかりの山崎マキコ氏だ。1990年の第1版が手元にあるが、さすがにこの本はアマゾンでも扱って無いなあ(笑)
内容は下北沢でDTPシステムを開発しているソフトハウスにバイトとして入った主人公のエッセイ的な暴露本である。1980年代末頃の話なのでパソコンなんてまだオタクしか使っていない世界だ。MS-DOSでPC-9801な時代の話だ。ソフトハウスなのでSun(「25メガのSPARCが手に入ったよ~」とか)が憧れだったりソニーのNEWS(独自開発のBSDベースのOSを使ったワークステーションだ。知らん人も多いだろうなぁ…)が導入されて大事にされている辺り微笑ましい。
まあ懐かしい内容ばかりだが、ソフトハウスをやっている今となっては共感する言葉もあったりする。ちなみに1990年頃までは私もサラリーマンとしてSEやっていた時期で、この本を読んでソフトハウスと言う物に憧れと畏れを抱いていたりした。では共感したと言う社長の言葉をば、納期でボロボロになっている社長が呟いたものだ。
「あんまり辛いときって、なんで会社なんかやってんだろ、って思うけどさ。でもやっぱ、自分のスタイルで仕事が出来るっていいよ。人からあれをしろのこれをしろの、それ以外はやるななんて指示されるのはまっぴら。僕は自分のしたい仕事を、好きなだけやって、あとは寝てるのが好きなの。」
う~ん涙で目の前がくもって液晶ディスプレイが見えません(笑) 続いたセリフが。
「山崎、パプアニューギニアに支社を持とうな。バナナ食いながら仕事したら、きっと楽しいぞ。」
うんうん。夢を持つって大切だと思ふ。ええ話やなあ… 当時はパソコンブームの前なのでソフトハウスなんてものを経営して行くのは物凄く大変だったと思う。私もその後何の因果かソフトハウスで開発をやるようになり、その後1社を経て現在に至る。その間にはパソコンバブルもあったりしたなあ…(遠い目)
懐かしさのあまりに再読中なのだが、ふとここに出てくるDシステムや山崎マキコ氏は現在何をしているのか、まだあるのかと思い検索してみた。まずはDシステムはなんと
先月自主廃業していた。何てタイムリーなんだ(笑) 社長さんは
お元気のようですね。何よりです。山崎マキコ氏は本書で味をしめた(<失礼な言い方だな(^^;)のか現在もお元気にライターさんとして
活躍中のようだ。
私も頑張ってソフトハウスを長く続けて行きたいものだ。自分がやりたい事だから頑張れる。そう言い続けて行ける為にも… そうそうもちろん続編の「続 健康ソフトハウス物語」もあるのでこの後で読む予定~
はやぶさとミネルバ放出 [by miyachi]
前回のリハーサルでの不具合により再スケジュールされた再リハーサルがこの週末にあった。最新情報はもちろん
松浦さんのブログや、
Hayabusa Live Blog の方で見ればバッチリでしょう。どちらも臨場感溢れた記事ばかりで時々チェックしてました。特に松浦さんのブログはもちろん記者として読者を意識した内容になっているのでまた現場のブログと違った面白さが満載されていて楽しいです。
その松浦さんのブログでも
昨日の「はやぶさから撮影したミネルヴァ」はJaxaのサイトに行っても元ネタの画像や記事が見つからなかった(あるのかもしれないが…)のですが、素晴らしいです。太陽方向から近づく為にはやぶさ自身の影がイトカワに落ちている画像も多数発表されていますが、これもまた素晴らしい!私の記憶では同じように宇宙機の影が映っていたのは
アポロの月面着陸以外では記憶に無いのですが、他にもあったのかな? 私の記憶が正しければアポロ以来の快挙でしょう。研究には何の役にも立たないとは思いますが新聞各紙にはこの画像が使われた記事が出ていたので、広報価値は計り知れないのでは無いかと思います。
海外の宇宙探査だと先日の
ディープインパクトなんかは、物体をぶつけて探査するような米国らしい豪快な探査が多いように思います。それに比べると付近に滞宙しつつ何度も接近して探査するはやぶさは、繊細な日本人的な探査機とも言えるかもしれません。
今日のはやぶさページは今回のミッションを確認する良い情報が満載でした。まずイトカワの位置ですが太陽を挟んでほぼ反対側です。各詳細ミッションの達成度もあります。現在は200点ですね。
閑話休題。再リハーサルの結果ですが、無事に
55mまで接近できたようです。55mと言えば宇宙空間を考えると物凄い近距離です。凄い! ただミネルバは現状ではイトカワ地表には到達していない様子で、地表到達は難しいかもしれないとの事。少し残念です。ただ先のミッション達成度の中にはミネルバによる探査は含まれていません。これは
「おまけ」ミッションであると言う事でしょう。まだ結果を出すのも少し早いようですので、ミネルバも最後まで諦めずに朗報を待ちたいものです。
ところで前回のリハーサルの不具合は、
1) 降下位置を判定するソフトウェア不具合
2) ホイールが2つ無い事に関するハードウェア的制限
3) ホイールの替わりに使うジェット制御のソフトウェア不具合
のいずれかか、複合したものであろうと個人的に予想していましたが、だいたい
合っていたようです。こういう予想も個人的には楽しみの1つだったりして(^^;; <悪趣味?
なんにせよ「はやぶさ」もこれからが本番です。19日(土)の1回目の試料採取と署名入りターゲットまーかの放出、25日(金)の2回目の試料採取のどちらかには成功して、無事に帰還の途についてくれる事を祈りましょう!
2005-11-09
宿の予約とスパムもどきの楽天メール [by miyachi]
今年の夏、九州まで車で帰省をして結局3泊はホテルに宿泊した。今時のホテル予約はネットでやった方が安いし面倒が無い。色々チェックした結果、楽天トラベルと
旅プラザを利用した。どちらも予約の手順は似たような物のはずなのだが、旅プラザの方が圧倒的に利用者本位で作られている。うちは子供連れなのでお願いだったり依頼だったりと言うコメントがしたいのだ。
特に楽天トラベルの方は両親の分と2部屋の予約だが、1部屋あたりのメンバ構成が同じじゃ無いと1度に予約が出来ない!つまり1部屋が大人2名でもう1部屋が大人2名と子供2名と言うような予約は1回では出来ないのだ。仕方が無いので2回に分けて予約をした。でも食事はもちろん一緒にしたいのだがコメント欄や連絡欄が無い!結局宿に直接電話してお願いした。とても面倒。
旅プラザでももちろん違う条件で2部屋予約するのは無理だが要望を書くコメント欄があるので、詳しくはこちらに記載すれば良い。過去に利用した時にも依頼や質問をここにしたらすぐに宿からメールが返って来た。便利である!個人的に旅プラザは使いやすくてお薦めです。
さて夏の旅行の後にこう言った事を書こうと思いつつ書いて無かったのに、何故今頃思い出したようにこんな事を書いているかと言えば、松浦さんのブログの
「楽天の広告メールに怒る」に関係がある。これを読んで、そうそう私も書こうと思っていたんだと思い出したのだ(笑) と言う事でトラックバックしとこ。
先の2社で一番違ったのは実は旅行の後である。旅プラザは行く数日前と前日に確認のメールが、帰った後にお礼のメールが届くだけだ。これは良い。お礼メールも「旅は楽しかったですか?」がメインであり「またのご利用をお待ちしております。」はとてもひかえめだ。
楽天からは旅行の後は「ポイントの有効期限が迫ってます。」みたいな広告メール攻撃が待っていた。「おめでとうございます!抽選であなたにポイント加算されました!」のメール等はもう
ほとんどスパムだろ。とてもとても不快な思いをしたので何時か書かねばと思っていたのだ!
そしたら松浦さんも同じ思いを… ひょっとして世間でも皆そう思っていたりするのか?ちょっとググってみよう。おぉあるぞ(笑)
これとか
ここの下の方とかにも書かれている。皆さん同じ気持ちなのね。だいたい楽天の広告メールは解除できるんだろうがその方法とかが明確に書かれておらず色々調べる手間がかかるようになっている。これも
わざとしているとしか思えない。
と言う事で個人的に出来る事は今後は極力楽天を使わない事と、ここでこうやって書くことくらいだろう。楽天も業界最大手なんだからお手本になるような運営をして欲しいが… 逆にお手本にならないような事をやっていたから業界最大手になれたのか?正直者が得をする世の中になって欲しいなと思うのだった。え?やっぱり無理ですか?(^^;
2005-11-07
と言う事でやっとこさ
戦闘妖精 雪風の
OPERATION.5こと最終巻をレンタルで3泊4日になったので借りてくる。しかしDVDはレンタル中だったので仕方が無くVHS版を借りる。う~むDVDを見ていた後でVHSを見るとやはり画質は違うなあ… 我慢我慢(^^;
感想はと言えば正直を言えば
少し物足りない。個人的には
OPERATION.1から徐々に盛り上がっていたが
OPERATION.4を頂点に最終巻で少し下がってしまったように思える。なんでかなと考えてみた。1つは原作と似ているようで違うエンディングかもしれない。もう1つは最終巻がSF過ぎた点かもしれない。
エンディングに関しては時間が無い制約を考えると仕方が無いのかもしれないしビジュアル的にも仕方が無いのかも。それよりもう1つの理由であるSF過ぎる点が私的にはマイナスだ。「雪風」はやはり
航空機アクションがベースなのだと思う。映像的には最終巻も美しかったが、航空機が高空を飛んでいる俯瞰するような映像が少なかった点が不満だ。この点では地球側に帰って来ていたOPERATION.4が最高に良かった。
OPERATION.4の俯瞰イメージはある点で
ダークウィスパーにも共通しているように思える。作者の山下いくと氏が雪風のメカデザインを担当しているが、このような点でも影響はあったのだろうか?興味があるところではある。何にせよこの点では非常に臨場感があったのだ。ところが最終巻ではSF過ぎて臨場感にやや欠けてしまったように思えるのだ。部隊が仮想空間だったのだから仕方が無いのだろうが残念!
もう1つ違和感があったのは雪風+零のペアが強すぎる(笑) 最後はほとんど無敵になっている。ただ本来はそういうレベルの強さでは無かったはず。単機であれ程の局面を打開するのはやはり無理を感じてしまう。せめて他の全てのFAFの機体が雪風を守る為に終結して闘うような戦闘シーンの方が良かったのでは?映像的に単機(正確には+3機いたが…)の方が良かったのだろうがリアリティと言う面ではマイナスだったように感じた。
しかし全体として見た場合にはこの時間(全5巻)で良くぞここまでまとめたと思える出来だ。ちとナイーブで美男子な深井零には違和感ありますが(^^; う~ん全巻のボックス商品が少しでも安く出ないかなあ…6千円×5巻はちと高価です。気長に待ちますか。
最終巻はインタビューとか入っていて実質本編以上の映像が収録されている。が私はこういうのはあまり好まない人なのだ。本編だけ全5巻をぶっ通しで見たい!
ところで通勤中に読む本で新刊が切れたので
「グッドラック―戦闘妖精・雪風」を読み直しているところだったりもする。う~んやはり小説版は深くてまた映像とは違った面白さがある。名作だなあ…
ほとんど持病になりつつある腰痛だが、今朝もちと痛い。とは言え座っている分には全く痛みは無く、しゃがんだりした時に「ピキピキ…」と痛む。むぅ、やはり医者に行った方がいいのかしら(^o^;;
引越しを手伝っていた某店主の引越しは無事に
物品の移動だけは完了したらしい。ま、後はゆっくり整理整頓してください。しかし書籍の整理とかカタログ化は結構大変そう。
RFIDとかが書籍に導入されると古本屋には便利だが、そもそもそれ以前の書籍ばかり扱っているから
某店には関係無いか。
しばらく書いて無かったお隣のビル工事だが相も変わらず
ドガガガ…とやっている。現在は基礎工事のようだ。穴を掘って鉄筋を埋め込みセメントを流し込んでいる様子。セメントの流し込みの音が結構
ドザザザザアーとうるさい。私もOkaくんもヘッドホン装着で耐えるのであった。集中している時にはあまり気にならないからお仕事に集中しましょ(^^; それにしてもこの近所はビルの建て替えが多い。軽く数えても5棟以上はやっているがどれも狭い敷地に10階建て以上のビルばかり。何か規制でも緩和されたのかいな?
最近忙しくて買い出しに行ってない。今日天気が良ければOkaくんが行くと言っていたが今日は快晴である。え~とCD-RにA4コピー用紙にトイレ消臭剤に…とリストアップしときましょう。そうそうOkaくんもブログを1ヵ月に1回でも良いから書いて欲しいぞ。ほとんど私の個人ブログのようだが一応会社のブログなのだから(笑)
2005-11-04
はやぶさのリハーサルは延期 [by miyachi]
ニュースでは「GO/NOGO判断時に中止」としか出ていなかったのですが、もう少し
詳しい情報がJAXAのサイトにアップされていました。
高度約700m付近まで接近した段階での自律航法機能の航法誤差が許容値を逸脱したとの事でNOGOになったとの事です。
う~ん惜しい!あと少しでした。やはりここは無理をするよりはじっくりとトライした方が良いでしょう。今後のスケジュールは再設定されるようです。関係者の皆さんは大変でしょうが頑張って下さい!
[追記] さすがに松浦さんの情報が早い!
SACのBBSで速報あり。
'DITL'と'CNTL' [by miyachi]
おぉ久しぶりにプログラミングカテゴリー(笑) 今Carbonプログラミングやってます。でダイアログはrsrcファイルをRedEditでGUIを作成している。実は私はこのタイプのGUI作成はそれ程やっていない。長らく
MacAppと言うアップル標準のフレームワークを使っていて、ResEditと同時に提供されていたViewEditと言うツールを使ってGUIを作成していた。
CarbonでもMach-OなんかのMacOS-X環境用だとrsrcファイルでは無くnibファイルになるんだろう。nibファイルはInterfaceBuilderで作成が出来る。アップルのサイトに
rsrcからnibへのコンバート方法の情報もあるようだ。今後はResEditを使う事は無いんだろうな。だいたいResEditはClassic環境でしか動かないし(^^; とは言え今のお仕事はベースがrsrcファイルで来ているのでこちらでやらねばならない。
rsrcファイルの'DITL'リソースでダイアログのだいたいの配置が決められる。StaticTextやEditTextなんかはここで位置もサイズも決められる。ただ少し高度なGUIを使うには'CNTL'リソースを配置してやる必要がある。'DITL'リソース中のアイテムからID指定で'CNTL'リソースを指定すれば良い。
'CNTL'リソース中で位置やサイズが指定可能だ。'DITL'中の'CNTL'指定では位置しか決められない。本当はサイズに関しては'CNTL'リソースに従うはずなんだが… う~ん反映されない…
ここなんかを見ても良いはずなんだがなぁ。
ここでいつまでも詰まってはいられないので今回は素直にプログラムの方で'CNTL'リソースのサイズを変更する事に。これはもちろんちゃんと動作する。とりあえず実用上解決はしたもののイマイチすっきりはしない。時間があれば後日調べたいところではあるが、時間は…無いだろうなあ(^o^; だいたいもうrsrcファイルを弄る事も無いような気がするし。
ResEditはアップルのサイトから説明が消えていたのでもうダウンロード出来ないのかと思っていたら
直リンクは生きているようだ。ただいつまでダウンロード出来るのかは不明。
ツールと言えば今回の開発に使っているのがCodeWarriorのv9だ。今日メールが来て
v10がリリースされたとの事。ダウンロード版のみで
99ドルらしいので最後の大盤振る舞いですね。これがMacOS向け最後のバージョンになる。当然ですがIntelMacには対応しないと言う事ですね。なおそのメールの最後に、
Thank you for your patronage and loyalty over the past 12 years. We hope you join us on our new adventure as the tools provider for Freescale silicon.
とある。私も長年CodeWarriorを使って来た人なので少しジンと来た。クセはあったが慣れればそれなりに使いやすい面も多々あるツールだった。あと
「Metrowerks」は
「Freescale Semiconductor, Inc.」とやらになったか吸収されたらしい。1つの歴史が終わったと言う事か。ありがとうCodeWarrior&Metrowerks!ってまだこれから使うんだが(^^;
Xcodeも勉強すべくとりあえず書籍を購入。
「Xcode2入門」だ。まずは入門からって事で(笑)
あと関係無いが、再来週開かれる
InterBEE2005にはアップルも出展するようだ。放送機器展なのだがCG関連の展示も多い。と言う事で仕事を何とかして1日はゆっくりと見に行きたいと考えているがどうなりますか… 場所も幕張だし。遠い…
2005-11-02
はやぶさの記事が続々と [by miyachi]
昨日の
ISASメールマガジン第061号に、
「本日(11月1日)夕方、「はやぶさ」のプレスリリースがあります。注目してお待ちください。」
とのコメントがあり、楽しみにしていました。サンプル採取の日が近づいた事もあり、色々とまとめて発表されたようです。詳しくは
ISASの記事と、松浦さんのブログの、
その1、
その2、
質疑応答からどうぞ。
「はやぶさ」がやっている事はNASAのJPLがやっている事と比較しても同じくらい
画期的で凄い事をやっている。日本のマスコミももっと取り上げても良い。今回は
色々な情報がISASから発表されている。サンプル採取が終わったらぜひともTVで特番を組んで欲しいものです。
TVと言えば
TV@ISASなんてサイトがあったんだ!QuickTimeで配信と言う辺りがなんからしくて良いです(笑)もうちょいブロードバンド回線向けに高解像度版も欲しいですが、贅沢は言わないで楽しみましょう(^-^)/
「僕らは星のかけら~原子をつくった魔法の炉を探して~」を読了。面白かったのでブログネタに。カテゴリー的には宇宙開発では無いのだが、宇宙も関係あるって事で。
この本は
歴史本です。ただし原子や元素の起源の探求に関して古代ギリシャの原子の概念から始まって、最後は現代宇宙論までの思考の経緯が、それに関わった科学者達の経験を通して順番に理解が出来るようになっています。1つの謎が解決すると新たな謎が出てくる。推理小説を読むような展開で思わず夢中になって読んでしまいました。
核融合と核分裂でエネルギーが出てくる理由も、なぜ鉄を中心とした安定した元素があるかも、それぞれの元素が何時何処で生成されたのかも、全て読めば理解できます。数式は少なく初心者でも取っ付きやすいのでは無いかと思います。
元素の探求なのに宇宙が重大な役割を果たしています。宇宙から得られた知識で理論物理学が進展し、理論物理学が考え出した知識で天文学が進展して行く姿も感動的です。最後に私自身を作っている元素が、ビックバンや赤色巨星や超新星爆発で生まれた物である事を示してこの本は終わります。でもまだ解明されていない謎もあるとの事。なんだかワクワクしませんか?