先日本屋に行った時にふと目にとまって購入した1冊
「2005年のロケットボーイズ」を読了。元々単行本だったものが文庫化されたもののようです。感想としては
いや結構面白かったぞ!でした。作者もバリバリの文系で、主人公も同じくバリバリの文系…なのに人生色々あって工業高校に行って落ちこぼれています。そんな彼がキューブサットを仲間(?)達と作るまでのお話なんですが… 文系なので当然技術的な側面よりも、プロジェクトとかマネジメントとか交渉力とか何かを達成する満足感とか…が中心になります。と言って技術的な面も特に問題も無く色々と調査や下準備もされたようです。
技術屋の視点から物事を見る事が多い気がしますが、技術屋って以外に「何故宇宙開発が必要なのか?」とか真面目に考え込んでしまいがちです。そんな中でやりたいから何も見返りも無くても苦しくてもとにかくやりたいからと言う事が何だか爽快です。あと主人公カジシンの
「マジでか?」みたいな軽いノリがまた楽しくてぐんぐん読み進んでしまいました。
ってググってみたら何?
2006年にTVドラマ化されてんのコレ?
「マジでか!失敗した!見とけばよかった!」(笑) レンタルビデオで出てないんかな?今度ちょっと探してみよ。でもTV東京の深夜ドラマみたいだから期待薄すかもしれませんね。
何はともあれなかなか読んだ後味が爽快な1冊でした!お奨めです!なのであえて内容は詳しく書きませんでした!いやオジさんもなんか昔を少し思い出しちゃったよ(笑)