最近バタバタ忙しいのですがちょっと頭に残っていることがあるのでまとめてみます。タイトルの「信頼される会社の判断基準」ですが、社会的に信頼される…と言う話では無く、製品購入や仕事を頼もうとしいた場合に相手が信頼できるかどうかと言うのをどう判断しているか…と言うことについて書いてみます。仕事をしているとこういうことは良くあると思いますが皆さんどうされてますか?おそらく以下のようなことでしょうか。
1)名刺交換した場合には名刺の内容をチェック
2)実際に会った場合には相手の服装や態度をチェック
3)ホームページを検索して会社案内や製品をチェック
4)資本金/資本関係/社員数/沿革/事務所の場所をチェック
5)代表取締役の情報があればチェック
6)決算報告書を3期分くらい要求してチェック
7)ネットで検索して噂話等をチェック
8)有料だが帝国データバンクや東京商工リサーチで確認
ラング・エッジはメンバー2名の零細なソフトハウスで一応有限ですが会社になっています。とは言え2名ではほとんど個人事業主と変わりません(^^; それに上記項目のうち幾つかはやはりラング・エッジは
「怪しい」と言われるような面もあるかもしれません。正直を言えば特に保守契約時に不安に思われるお客様は多いです。まあそれはそうだと思います。
保守に対する一つの回答として、ラング・エッジのライブラリ製品や受託開発時には基本的に自社開発分は
「全てソースコードを出す」と言うことをやっています。つまりもし会社が無くなっても保守が別の会社か人で対応できるようにしています。製品のソースコードを全て出して大丈夫ですか?と言われることもありますが、ラング・エッジが存続する限り製品は進歩/進化して行きますので単純に見てコピーされることは無いと考えています。これもソフトウェア職人気質の一つだと考えています。ソースコードを出している利点として、レベルが高いお客様だとバグ報告と同時にどこを修正すれば良いか教えて頂けることもあります。もちろんその内容をきちんと把握してオリジナルに反映させて頂いています。本当にありがたいです。
本来はしっかりした組織を作って、個人がどうであれ組織として対応できるようにすべきですね。ただしそうすると組織の維持コストも高くなります。現在はスモールビジネスの分野をメインにしていますが、高コスト体質になるとスモールビジネスでは生き残れないジレンマも抱えています。ラング・エッジも最大メンバー4名になったことがありますが、なかなか大変でした(^^;
もう一つは業界の標準に準拠した製品を開発することで、将来互換性のある他社製品に乗り換えることができるようにすることも大事だと考えています。長期署名では国際プラグテスト等に参加して相互運用性を確保してお客様に提示できるようにしています。
とまぁ以上が真面目な話です。この後は与太話ですのでお暇な方のみお読みください(笑
不謹慎な言い方をすれば
「ちゃんとした会社」と判断されるには
「フォーマット」が重要なのかなと思いつきました。「フォーマット」とは言い方を変えれば
「体裁」と言うことになります。名刺や会社/製品ロゴマークや仕様書等の提出物の「体裁」がちゃんとしていれば信頼を得やすいのでは無いかと…
その意味では現在のラング・エッジのホームページや製品ロゴ等は明らかに落第です(笑 ちょっと反省して会社ロゴを変更して名刺の体裁を変更したり、製品ロゴもイメージを統一してホームページもリニューアル準備を進めています。まぁ作っているのが前と同じく私なので素人くさい面では変わり映えしないと思いますが、少しは良くなると信じて作業しています(^^;;
他にもパンフレットや仕様書や見積書や契約書等の書類の体裁も大事です。この辺りは一度大きな会社で経験しておくと身に付いて良いと思います。経験が無くても検索すれば最近はサンプルには不自由しませんので「体裁」に気をつけましょう。私は半年ほどですが大企業関連会社の企画部にいたので勉強になりました。広告代理店とも一緒に仕事しましたし。その割にはあまり「体裁」が良く無いのは時間が無いとか…言い訳ですね、はい(^^;
ホームページ以外にも会社ロゴが入った封筒等があるともっと体裁が良くなりますね。そこまでは手が回っていませんがそのうちやりたいな…と思ってはいます(笑
服装の面では「プログラマなので…」と結構ラフな格好でお客様のところに行ったりもしています。でも冬なら上にジャケットは着るようにしたり、夏はネクタイは無くてもクールビズっぽい格好にするようになりました。クールビズ程度なら楽ですよね。やはり夏に長袖のスーツは厳しいです。
などとつらつら書いてきましたが、小さな会社でも予算の許す範囲で「体裁」を気をつけたいと言う話でした。さてホームページのリニューアルは土日プロジェクトなので今週末また頑張ります!乞うご期待!(いや誰も期待していないから…)