宇宙開発マニア向けのiPhone/iPod touchアプリとしては何と言ってもこの「GoSatWatch」だ。価格は1200円するけど安い買物ですよ！右の画面を見て貰えれば一目瞭然だと思いますが、ISS/シャトル/人工衛星なんかの現在位置を確認するアプリです。そう宇宙開発の管制センターでメルカトル図の上にシャトルや衛星なんかの軌道が出ている写真を良く見ると思いますが、それが自分の手の中で実現してしまうので。これは宇宙開発マニアとしては買いでしょう。と言う事で興味のある方だけ [続きを読む] にて。

モードは大きく分けて５つ。

１）Map
世界地図を出してその上に指定された衛星等の軌道予想図を表示するモードです。iPodを縦に持つと拡大が、横にすると管制センターでおなじみの地球１週分で表示できます。画面下部左右にある＜と＞で衛星を切り替える事ができ、右上の時計マークで日時を指定できます。通常はもちろん現在時刻。

２）Sky
Skyは現在の位置（位置は設定可能）で見る事ができる（上空を通過中の）衛星を確認するモードです。軌道も分かるので、これがあれば例えばどの辺りにISSが横切っていくかを確認できる優れものです。

３）Passes
Passesはどの衛星が自分の上空を何時通過するかを日毎にリストアップしてくれる機能です。これで何時頃に見えるのかチェックするのも楽しいです。意外に毎日は可視範囲を通過しない事に気付かされます。

４）Satellites
では表示対象となる衛星を選択したり、衛星の詳細データを表示したりするモードです。更にネットに接続して更新するのもこの画面からで、最新の情報を反映できます。なお反映後はオフラインでも問題無く利用できるので、外出する前に更新して屋外での理由も出来ます。選択可能な衛星は物凄い数です。百以上は間違いなくあります。数百かな？

５）Settings
Settingsは言うまでも無く設定です。現在位置をセットしたり（複数登録しておいて切り替えも可能）、衛星情報を自分で追加したり出来ます。衛星情報を追加する場合は情報を取るURLが指定できます。まだ試していないですが公開フォーマットでもあるのかな？

と言う事で宇宙開発マニアなら欲しくなる事は間違いありません。ちなみにこのアプリってニュース系アプリを除いて一番起動している回数が多いアプリのような気がします。iPhoneかiPod touchを買ったらぜひ１つ。お奨めです。