GW中に在宅でMacBookのWindowsXPを使って仕事をしていたらFireFoxを使っている時に一瞬ブルースクリーンが出て再起動。そのまま起動しなくなってしまいました(^^; 連休中に仕事をするなと言う神の啓示か!などと言いつつ予備の古いサブノートで仕事は継続。エラーは調べてみるとどうもDiskErrorの可能性が高いようだ。HDDを交換しようと外してから自宅にある外付けHDDケースを見たらIDE用でした…orz 今どきは当然Serial-ATAだよなぁ。仕方が無くHDDを元に戻したら復活した(^^; でもまぁ不安が残るし動いているうちにHDD換装をしようと決意。
今交換するなら最低でも320GBはあるし容量も倍増する。容量が増えたらやりたかったことが1つ。それは
「古いLeopardでも起動できるようにする」ことです。CGツールの幾つかが古いままなのでSnowLeopardで動作しなくなっていたんです。Leopardでなら動作するのは確認済みだったので。
と言うことで先週金曜日のお昼休みに秋葉原の秋葉館に行って交換HDDと外付けケースとT6のドライバーを購入。Century製のSerial-ATA用外付けケースはなんと
980円!ここまで安くなっているのか…T6のドライバーはMacBook内蔵HDDの固定部を外すのに必要なので購入。T8星型のドライバーは古いMacやAmigaでも必要だったので持っていたのですが細いT6はまだ持っていませんでした。580円で購入。なんか外付けケースと値段があまり違わないのには納得いかないけど必要なので。そしてこの週末にMacBookのHDD換装をやりました。詳しくは
[続きを読む] にて。
と言うことで必要なパーツは全て揃いました。やりたいことは以下の3点。なおこの操作はアップルの保証外だし内蔵HDDの交換も保証外になるのであくまで
自己責任でお願いします。
1) WindowsXP環境はできればそのままコピー。
2) SnowLeopard環境もできればそのままコピー。
3) 新たにLeopard環境を追加する。
予想はしていましたが試行錯誤を繰り返しました(^^; いやポイントが分かれば簡単です。なのでここにまとめておきます。まず前提として SnowLeopard/WindowsXP がBootcampで入ったHDDが既に存在しているとします。この場合に必要となるものは以下の3つ。
A) bootcampのWin環境コピーのWincloneツール
B) MacOS-X標準のディスクユーティリティ
C) Leopardインストール用DVD他
さあこれだけ揃ったら作業開始です。最初はWindowsXP環境のコピーからです。
Wincloneを入手しましょう。シェアウェアでは無いようですが寄付は受け付けていますので気に入ったらお金を払いましょう。このツールは便利なので私も後日になると思いますが寄付したいと考えています。
WincloneをMacOS-X環境にインストールしてSourceにbootcampのWINDOWSパーティションを選んで「Image...」ボタンクリックして保存先を決めるだけです。私の場合はだいたいパーティション使用容量の半分くらいのファイルになりました。少し時間がかかりますが待ちましょう。保存先は新しいHDDでも容量があれば既存のHDDでも構いません。
次に買ってきた新しいHDDを外付けケースに入れてUSBで接続します。ここでディスクユーティリティを使ってパーティションを作成します。ここで注意するのは
決してBootcampアシスタントのパーティション作成機能は使わないことです。Bootcampアシスタントのパーティション作成機能だとパーティションは2つしか切れませんし、後で増やすことも出来ません。
と言うことでMacOS-X標準のディスクユーティリティを使って今回は3つのパーティションに分割します。容量を調整して一番最後のパーティションだけFATで後はMac標準でフォーマットします。一番最後がbootcamp用ですがとりあえずFATでフォーマットしないとWincloneでRestoreが出来ません。
2つ目のパーティションにはとりあえずインストールDVDを使ってLeopardをインストールしました。そしてオプションキーを押しつつ再起動してLeopardから再起動します。そしてまたディスクユーティリティを起動します。今度は複製タブを選択してソースをSnowLeopardのパーティションを、転送先に新しいHDDの最初のパーティションを指定して実行するとSnowLeopard環境が新しいHDDにコピーされます。
とりあえずここまで出来たら内蔵HDDを取り出して新しいHDDをセットします。新しいHDDのLeopardかSnowLeopardのどちらでも起動できるはずです。
そして最後にWincloneのRestore機能を使ってバックアップファイルからFATでフォーマットした新しいHDDの最後のパーティションにWindowsXP環境をコピーします。コピーが完了したら外付けHDDは外して構いません。
そしてWindowsXPで起動してみます。最初にCHKDSKが走りますがこれは正常動作で初回起動時のみです。無事にWindowsXPが起動したらこれでめでたくSnowLeopard/Leopard/WindowsXPのマルチブート/マルチパーティション環境の出来上がりです。
ポイントはパーティション分割に標準のBootcampアシスタントを
使わないこと。bootcamp用のパーティションは内蔵HDDの最後のパーティションと言うルールがあるので、それを頭に入れて自分でディスクユーティリティで分割すれば大丈夫です。今回は試していませんがWindows環境のインストールもインストールCD/DVDから起動すれば出来るとの話もあります。
これで無事に望みの環境が出来ました!
WincloneがあればWindows環境のバックアップも移動も簡単です。これは良いツールだなぁ。と言うことで何かの参考になれば幸いです。
[追伸]
今回はSnowLeopardは環境のコピーで済んだので不要だったけど、SnowLeopardのインストールDVDが見つからない…どこに置いたかなぁ。パッケージがCDサイズで小さいのでこういう時に行方不明になる確率が大きくなったような…(^^;