「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.07.R6 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
■ 新機能:
→ 期限切れ間近に伴い試験用認証局の証明書他の更新
→ 配信CRLがPEM形式でも読み込み可能となるように修正
■ 修正項目:
→ PDF内部のHEX文字列の途中で改行がある場合の問題の修正
→ サロゲートペア文字を使った証明書の署名パネル上の表示文字化け問題の修正
→ /Pagesの下にページがゼロ場合にエラーにならないよう修正
→ /EmbeddedFilesがあるのに中に添付ファイルが無い場合の修正
→ CropBoxがあるページに対して署名印影を指定した場合の位置問題の修正
→ オブジェクト番号が穴あき状態になっているPDFファイルの場合の修正
→ LpaCmdの-serverの-opt引数が正常に処理されていなかった問題の修正
→ MediaBoxの原点がゼロ以外の場合の署名外観位置のズレ問題を修正
その他詳細は製品ダウンロードページ(
LE:PAdES:Lib /
LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。その他「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」について詳しくは
アンテナハウスのページをご覧ください。評価版もご用意しておりますのでご興味があればアンテナハウスより
お申込みください。
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ラング・エッジ製品にて提供している電子証明書群を更新しました。試験ルート証明書2つと試験署名用証明書2つ・試験タイムスタンプ用証明書の合計5つを更新しました。その他細かな情報は
LE試験認証局リポジトリをご覧ください。ラング・エッジ製品には標準で試験認証局のファイルがsampleフォルダの下にて提供されていますが必要に応じて
ファイル(ZIPファイル)をダウンロードして更新をお願いします。
- LangEdge CA Root 001
- 試験署名証明書用-LEルート証明書001:有効期間20年
- LE Test2 100017 [Valid]
- 有効署名試験用:有効期間7年
- LE Test2 100018 [Revoked]
- CRL失効署名試験用:失効済み
- LangEdge CA Root 002
- 試験TSA証明書用-LEルート証明書002:有効期間20年
- LE TSA 200030
- 試験TSA証明書:有効期間7年
なおこの更新に伴いラング・エッジの試験用タイムスタンプサービスFreeTSAのTSA証明書も更新されています。TSA証明書のルート証明書も更新されていますのでご注意ください。現在以下URLでタイムスタンプサービスが稼働しています。
- RFC 3161 認証無し
- https://www.langedge.jp/tsa
- RFC 3161 Basic認証(ID:langedge/PSWD:test)
- https://www.langedge.jp/batsa
これまでの証明書の公開鍵はRSA2048ビットでしたが
CRYPTRECの推奨暗号リストが更新されていることもあり、ルート証明書はRSA4096ビットにEE証明書はRSA3072ビットにしてあります。この変更によるラング・エッジ製品の修正等はありませんが一応ご注意ください。