最近は宇宙関連の話題がニュースになりますねえ… と言う事で最初のニュースはあちこちで大きくとりあげられているプルートの話題から。
ITmedia: 太陽系第9惑星が消滅――「冥王星は惑星ではない」ことに決定
なんでこのニュースがITmediaなのかは良く判りませんが(笑) 世間では教科書の書き換えが大変だとかなんとか騒いでますねえ。でも慌てる必要も無いと思うのですが。単純に太陽系の惑星名を覚えることよりも「なぜ冥王星が惑星から外れるのか」を勉強すれば良いだけですよね。受験の為だと惑星名を覚えることが大事なんでしょうけど(^^;;
もともと冥王星が惑星だとすると「だったらアレもコレも…」と問題になっていたくらい冥王星は他の惑星とは外れる存在でした。技術者としては今回の決定はスッキリとした区分で気分が良いくらいです。冥王星は今後は「矮惑星」となるそうですが、この日本語はまだ正式ではありません。英語では「dwarf-planet」とのこと。
ドワーフ(小人)と聞いて喜ぶのはファンタジーなんかのファンか(笑)
ITmedia: 火星目指すスペースシャトル後継宇宙船、「オリオン」に命名
う~んITmediaって属性がITよりもスラドと同じ
アレゲ方面に偏っているぞ。と言うことで写真を見ると「それなんて
ふじ?」って感じなんですが(笑) いや
松浦さん言うところのレッサー(劣った)アポロか。米国の有人宇宙探査もどうなるのやら。
とよその国の心配もありますが9月には
最後のM-Vとなる、
M-V-7の打ち上げも迫っています。ISAS独自開発のロケットの歴史はこの7号機で最後です。う~ん見てみたい、見たいぞ!打ち上げ予定は9月23日の土曜日。予定通りに上がるなら土日を絡めて時間的には見に行けなくも無いぞ。予算的に……… う~んでも見たい(^^;; 他に行く人いません?<半分マジだったりする(笑)
M-Vの後継としてはJAXAとしてH-II系列と部品レベルで共有し1段目をSRB-A2を使う次期固体ロケットの計画が動き出している。これに関しては松浦さんの記事を見ると参考になります。
JAXA河内山治朗理事に聞く 次期固体ロケット(1)〜打ち上げ能力、技術の維持発展、低コスト開発予算、の3つを満足させる
JAXA河内山治朗理事に聞く 次期固体ロケット(2)〜発展性は確保、部品レベルでH-IIAと共通化
これを読む限りは技術屋としては納得できそうにも思えますが、その裏にはやはり純粋で無い部分がありそうで安心はできません。新型の打ち上げも内之浦からと言っていますがこれもアテになるのかどうか… そういう意味でもM-V-7の打ち上げはやはり見ておきたいなあ。
内之浦まで車を使っていくと高速料金とガソリン代で9万円くらいかな?3~4人で行くなら飛行機で行くより安いんだがそんなに物好きがいるとも思えんし。飛行機で行くなら割引で福岡まで行くと片道1万7千~2万円くらいか。それにレンタカーが2万円くらい。むう高い(^^;; こんな風に考えるのも読了した
宇宙へのパスポート3の影響か(笑) やっぱり無理かなあ…
台風一過(とは言えたいした台風じゃなかったが…)。東京は今日は朝から照りつける夏の太陽でした。そんな今日は午前午後と外出でした。一言で言えば
「2006年夏、人々は熔けかかったアスファルトに己が足跡を刻印しつつ歩いていた………ひどく暑い…」ですね。ってこんなセリフを誰がわかるんだ?
ヲタクな話題してないでヲタクな本題に入りましょう。笹本センセ+
松浦さんのツッコミが楽しい宇宙開発ヲタク本
「宇宙へのパスポート3」が発売されたと言う
情報を見たので早速購入。おお分厚くなっている(笑)1と2と比べてみよう(写真右)。技術屋なので何でも計測して比較するのは好きなのさ。
宇宙へのパスポート1 幅16mm 262ページ 1600円
宇宙へのパスポート2 幅17mm 282ページ 1700円
宇宙へのパスポート3 幅21mm 406ページ 1800円
100ページ以上増えて100円しか値段が違わないからお得ですね(違) 読み応えありそうです。ずっしり重いけど頑張って読みましょう。宇宙へのパスポート4はきっと500ページくらいあって1900円に違い無いと予想しておきましょう。
それにしても取材大変そうだけど宇宙ヲタの一人としてはうらやましい!私なんざケネディ宇宙センターくらいしか行ってないしそもそも打ち上げは1回も見ていない。う~むやはり一度は打ち上げ見てみたい。でも仕事でも無いのに何日も休めないし財力もない。当分は無理ですね(^^;;
もしこのシリーズをまだお読みでない方がいましたら…
読みましょう!読み終わったらロケット打ち上げを見に行きたくてしょうがない自分を発見できますよ(^_-)