と言う事でやっとこさ
戦闘妖精 雪風の
OPERATION.5こと最終巻をレンタルで3泊4日になったので借りてくる。しかしDVDはレンタル中だったので仕方が無くVHS版を借りる。う~むDVDを見ていた後でVHSを見るとやはり画質は違うなあ… 我慢我慢(^^;
感想はと言えば正直を言えば
少し物足りない。個人的には
OPERATION.1から徐々に盛り上がっていたが
OPERATION.4を頂点に最終巻で少し下がってしまったように思える。なんでかなと考えてみた。1つは原作と似ているようで違うエンディングかもしれない。もう1つは最終巻がSF過ぎた点かもしれない。
エンディングに関しては時間が無い制約を考えると仕方が無いのかもしれないしビジュアル的にも仕方が無いのかも。それよりもう1つの理由であるSF過ぎる点が私的にはマイナスだ。「雪風」はやはり
航空機アクションがベースなのだと思う。映像的には最終巻も美しかったが、航空機が高空を飛んでいる俯瞰するような映像が少なかった点が不満だ。この点では地球側に帰って来ていたOPERATION.4が最高に良かった。
OPERATION.4の俯瞰イメージはある点で
ダークウィスパーにも共通しているように思える。作者の山下いくと氏が雪風のメカデザインを担当しているが、このような点でも影響はあったのだろうか?興味があるところではある。何にせよこの点では非常に臨場感があったのだ。ところが最終巻ではSF過ぎて臨場感にやや欠けてしまったように思えるのだ。部隊が仮想空間だったのだから仕方が無いのだろうが残念!
もう1つ違和感があったのは雪風+零のペアが強すぎる(笑) 最後はほとんど無敵になっている。ただ本来はそういうレベルの強さでは無かったはず。単機であれ程の局面を打開するのはやはり無理を感じてしまう。せめて他の全てのFAFの機体が雪風を守る為に終結して闘うような戦闘シーンの方が良かったのでは?映像的に単機(正確には+3機いたが…)の方が良かったのだろうがリアリティと言う面ではマイナスだったように感じた。
しかし全体として見た場合にはこの時間(全5巻)で良くぞここまでまとめたと思える出来だ。ちとナイーブで美男子な深井零には違和感ありますが(^^; う~ん全巻のボックス商品が少しでも安く出ないかなあ…6千円×5巻はちと高価です。気長に待ちますか。
最終巻はインタビューとか入っていて実質本編以上の映像が収録されている。が私はこういうのはあまり好まない人なのだ。本編だけ全5巻をぶっ通しで見たい!
ところで通勤中に読む本で新刊が切れたので
「グッドラック―戦闘妖精・雪風」を読み直しているところだったりもする。う~んやはり小説版は深くてまた映像とは違った面白さがある。名作だなあ…