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2005-10-26
愛用の3DソフトLightWave3Dが
マイナーバージョンアップして8.5になった。基本的にLW3Dはマイナー番号のバージョンアップは無償である。また普通はX.0よりもX.5が安定して使える事が多い。過去も5.5/7.5辺りは安定していた。今度もそうであって欲しいと思いつつダウンロードする。今回のバージョンアップ内容はバグ修正以外だと以下の3点らしい。
・GLSL HWシェーダ (Windows版のみ)
・Photoshopフィルタ
・モデラーのマルチシフト
しか~し最初のOpenGL2.0に対応のGLSL ハードウェア シェーディングはWindows版のみである(T-T) 理由は
以前にも書いたがアップルがOpenGL2.0に対応していないから。残念!ただPhotoshopフィルタが使えるようになったは便利。
もう1つの変更としてはタイトルバーを見ると
"LightWave 3D 8.5 (Mac32)"となったことか。そうMac32と書いてあるからには
Mac64が本来出るはずだったのだ。Windowsは64bit環境版も出て予定だ。これもアップルが64bitのAPIを準備していないからだ。MacOS-Xは64bitだと宣伝をしているがまだ多くのパーツが32bitのCarbonで残っていたりして完全な64bitのOSとは呼べないのだ。ヘタに互換性があるばかりに完全な64bit化が進まないのでは無いだろうか。その点64bitのWindowsは全く別物なだけに逆に有利だ。
う~ん困った。このままではWindows版との差が開く一方だ。もちろんCGを作るのは人間であるので、多少の性能の差が作品の質にそのまま結びつくものでは無い。今回の8.5が安定して使えれば個人的には満足だ。だがしかしこういう差はプロの世界では大きい。少しでも早く作業が終わるのが望ましいからだ。その意味でLW3DのMacOS版ユーザが減るのが恐い。
しかもサポートされない理由はどう見てもアップル側にある。3DCGをMacOS-Xで使う利用者は少ないのかもしれない。でも何とかアップルには頑張ってOpenGLとか64bit化とか頑張って欲しいと切に願うのでした。
2005-10-21
マックのプログラマ [by miyachi]
昨日昔所属していた某社に古いマックの本を借りに行った。今度の仕事がCarbonなのでOkaくんにはついでに古いタイプのMacOS環境に関する知識も持っておいて欲しいと思ったのだ。だが某社にあったマックの書籍はふ…古い…orz 1995年くらいまでの本ばかりだなぁ(笑) でもリソースなんかの勉強にはなりそうなので8冊くらいを選んで借りる事に。どの本も私が買ったもので10年くらい前に読み倒した覚えが。某社の部長Oさんは「あげるよ。」と言ってくれたが一応お借りしていると言う事で(^^; あり得ないでしょうがもし必要なったらいつでもお返ししますので!ありがとうございました(^-^)/
ちなみに本当は
この本が欲しいのだが絶版!中古価格が定価4,179円のほぼ倍の7,996円より…う~むむむ…神保町とかの古本屋に転がって無いかなあ。
某社には最近マック担当のHさんが入社されていたのでOさんと一緒に飲みに行ってマックのアプリ開発の話で盛り上がる。私は古い人なのだがHさんも若いのにマックアプリ開発の経験バリバリの方でお話をしていても楽しい。Oさんから「マックのプログラマは需要があるみたいよ。」と言われたが希少価値ですか?ニッチですか?ってラング・エッジとしては暗号の次にマックアプリ開発を得意としてニッチ市場で食べて行こうかと考えているので、本当なら嬉しいな(^^;
マックのプログラミングが難しいのは開発環境がコロコロ変化してきている事もあるように思う。MSは過去からの連続性を大事にする会社で、Appleは過去を切り捨てる事で未来を掴む会社ですから(笑) 68Kマックの頃は
MPWで、PowerMacになってからは
CodeWarriorが、そしてMacOS-Xからは
Xcodeがメインの開発環境なのですが、これがもう全く違う発想のものなので大変です。ちなみにこの間MSはVisual-C++でず~っと来ている。私のような古いプログラマはCodeWarrior止まりでXcodeはこれから勉強だ。しかもMacOS-Xって結局はNeXTSTEP/OPENSTEPなのでAPI含めて全く過去のMacOSとの互換性が無い。
と本来互換性の無い2つのOSを1つのハードに入れてしまったのが今のマックだ。表面的には統合されたOSのように見えるが裏に回るとあちこちで不整合も見られる。無理も無いのだが(^^; これがいきなりMacOS-Xでアプリ開発をすると一番戸惑う事かもしれません。プログラミングは裏の世界を理解している必要があるので大変です。裏の不整合は当然ながらMacOS-Xのバージョンが上がる度に少しずつ減ってきてはいます。
そして来年にはIntelマックが待っている(爆) Hさんの話だとどうもIntelマック用のコードは結局PowerPC用コードとIntel用コードが1つのファイルに入るらしい。これって昔のFAT(68KとPowerPC用コードを1つのファイルに入れた形式)と同じやん。2回目でつか(^^;;; と検索するとやはり
FATバイナリと呼ぶのか。おぉこのページ勉強になるなあ。Xcodeの勉強もやってこれからもマックのプログラマだと言えるように頑張りましょう。いやマックのお仕事していれば会社でマックを買う理由になると言うのが一番の目的かな。う~ん不純な目的だ。しかし不純な動機の方が頑張れるから不思議(笑)
さて某社ではかつての同僚達がもちろん働いている。そこへ「どうも~!ラングHGで~す!」と挨拶したのは
秘密だ。いえ腰までは振ってません(^^;;<お馬鹿
2005-10-20
新PowerMacG5と新PowerBookG4 [by miyachi]
しまった!新型が出てもCPU速度以外は大した違いはあるまいと、
中古でPowerBookG4を買ったばかりだったのに、CPU速度の向上は無くてその他の機能がアップしてちょっぴり悔しい事に(^o^;
と言う個人的な事情で
新PowerBookG4から見て行きましょう。何と言っても悔しいのは15と17インチモデルの解像度アップ。15インチは1280x854だったのが
1440×960に。この差は3DCGユーザとしては結構大きい!後はバッテリーの持ちが1時間良くなっているとかSuperDriveが標準になったとかだ。問題は価格。新型15インチモデルはTiger搭載+SuperDrive搭載で24万4800円だ。それに対して私が買った中古は15万4800円プラスTiger(1万4800円)プラス交換バッテリー(1万4500円)で合計18万4100円。その差6万700円。SuperDriveも2倍速と8倍速の違いがあるし
充分ペイしそうな価格差だ。ふん、新しいブドウは酸っぱいに違い無い(^o^;;
新PowerMacG5はと言えば最上位モデルがデュアルコアCPUを2つ搭載、つまりはコアとしては4CPUになった。Dualから
Quadになったと言う事だ。Quad 2.5GHzが39万9800円なのでお値段据え置きでCPUが倍あると(笑) 最大搭載可能なメモリサイズも16GBと一昔のスパコンくらいの能力ありそう。と言う私は10年以上前に米国のミニスパコンメーカーにいたりする。お仕事用には欲しいですねえ。会社が儲かったら買おうね。>Okaくん
ついでにハイエンドデジカメのRAW画像を扱うポストプロ用ソフトウェア
「Aperture」も発表された。「アパーチュア」と読むんですね。まだアップルジャパンのサイトには情報は出ていないようです。
日本語記事にでもリンクを張っておきましょう。しかしこのソフトもある意味
Adobeにケンカ売っているよなあ(笑) 最近のアップルは家電のように使えるパソコンを目指しているように思えるが、その意味では全て自社製品でソフトも揃えさせたいのかもしれないと感じるのでした。
しかし最近のアップルは攻勢が続きます。まあ今攻めないでいつ攻めるんだと言う話ではありますが(^^; ただ調子が良い時の後は結構恐い訳で。でも
「日経BP:アップルがいつか来た道」は違うと思う。確かにiPodが昔のMacintoshの二の舞になる可能性はあるが、それは日本だけかもしれない。アップルの目標は世界である。それにiPodだけを見ているのは間違いだ。iTunesと言うソフトがあっての事でのビジネスモデルがあると。私の方が間違っている可能性も高いが、何にせよ今後のアップルの動きには注目したいのでした。
2005-10-17
雲のむこう、約束の場所 [by miyachi]
土曜日に
「戦闘妖精 雪風」の最終巻を借りようとレンタルビデオ屋に行った。だがDVDは貸出中だしまだ1週間レンタルできないようだ。仕方が無いので他に見て無い物が無かったかなと探していて
新海誠の
「雲のむこう、約束の場所」を借りたので感想でも。これってCG/MACカテゴリーと言うよりも既にアニメカテゴリーか(笑)まあ細かい事は無しって事で!
まずこの作品は相変わらず色彩が美しい。それに加えて細部まで手を抜かずハイビジョンかと思わせる程に美しく仕上がっている。と言うことで内容云々よりもまずその「美しさ」は議論の余地無く個人的に認めるところだ。宮崎駿作品も映像が美しいがもっと人工的とも思えるくらいにシャープな印象の色彩と、押井守作品にも少し共通点があるような日常の風景に美しさを見出しす感性が、ミックスしているようにも感じる。その意味では凄く私好みの映像だ。この部分だけでもDVDが欲しいと思ってしまう。
ただ惜しいのはストーリーと言うか脚本が少し映像に比べると物足りない感がある。前作の
「ほしのこえ」と違って1時間30分を越える長編なのだがこのストーリーでは少し最初退屈してしまう。途中で幾つか盛り上がるポイントが欲しいところではある。ただ伏線とかがあって何度か見ると良さが染みてくる作品ではあるだろう。SF的なポイントとしての「塔」とメカ的な自作飛行機「ヴェラシーラ」と学園物として3人の同級生の話が絡み合う。それぞれの要素のポイントは高いが素材としては生かしきれていないようにも思う。
特に3人の関係、その中でも男2人のヒロキとタクヤのキャラ付けと言うか違いがもう少しあっても良い気がした。3人の関係は正三角形では無いし二等辺三角形でも無いと思う。それぞれの立場での葛藤とぶつけ合いが欲しかった気がする。ただ学園物としての胸がしめつけられるような学生時代への憧れ心は良く出ていたようにも思う。こういうのって学校を卒業してから長い時間が経っている方が強いと思うが、逆に現役の学生なんかだとどう感じるのかなあ…
と言う事で結論としては個人的には気に入っているが誰でも気に入るとは限らない作品だろうなと思う。個人的にはDVDを買おうかと言う気になってます。
さて前作の「ほしのこえ」では新海誠が1人で作成した作品と言う事で注目を集めた。今回はプロとしての長編だから当然スタッフを沢山使っている。これをして批判するような声が2chなんかにはあったが、これは筋違いだろう。1時間を超える作品を1人で作っていたらレベルが下がるか10年くらい時間がかかるかのどちらかだろう。成功して予算が獲得できたなら自分がやりたい部分に専念すべきだろう。多人数での制作の問題は自分のクオリティがそれでも保てるかどうかだと思うが、逆にこの作品ではクオリティとしては上がっていると思えるし、新海誠らしさは出ているからOKでしょう。あとは脚本とかストーリー的な面でもう一段の飛躍を期待して次回作を楽しみに待ちましょう。
さてついでに雪風つながりで
「戦闘妖精少女 たすけてメイヴちゃん」も借りた。
借りるんじゃ無かった…orz 山下いくとの描いたメイヴちゃんを見て山下いくとファンとしては借りてみたが、どちらかと言えば「萌え」の世界の作品だった。あぁやはり雪風の最終巻を早くみたいのであった。
2005-10-13
新iPod&iMacG5とLW8.5 [by miyachi]
ビデオ対応の
iPodが事前の噂どおり発表されました。2.5インチカラー液晶ですかあ… 結構でかく見えますね(^^; iPod本体の厚さはより薄くなったようで、スリムになって容量が増えて液晶が大きくなってビデオが見られて、最後にお値段据え置き。魅力ですねぇ(^^;; 新iPodとiPod nanoの組み合わせは
ウォークマンAシリーズと比較してもかなり強力なんじゃ無いかと思います。しかもアップルは即日販売開始だし。ウォークマンAシリーズはまだ市場に出てもいません(^^;;; ただ
iPod shuffleは存在意義が少し問われているかもしれませんねぇ。しかしiTunesは
先日Ver5が出たと思ったらもうVer6ですか。動画関連の強化だとは理解してますがVer5の命は短かったです。
さて
iMacG5も新型に。リビング向けのソフト
Front RowとApple Remoteコントローラを使ってリビング用のPCをかなり意識した作りに。でもこれってMac miniの方にこそ付けて頂きたいです。次のMac miniにはApple Remoteコントローラは標準で一つお願いしたいところ。あとは標準のマウスが
Mighty Mouseになったようです。これも今後はMighty Mouseが標準になるんでしょうね。後はカメラが標準搭載とかありますが、私的にはリビングのTVに繋げて使われるであろうMac miniへの今回のiMacG5の機能搭載を待ちたいところです。
それにしてもアップルの攻勢が続きます。売上げや利益も順調に伸びているようでそれはそれで喜ばしい事なんですが…
今日
D-StormからLightWave3Dの8.5に関するメールが。今は8.3なので無償バージョンアップです。問題はこちらの
「LightWave 3D 開発チームからのお知らせ」です。マック版では新機能のうち、64ビット版とOpenGL 2.0のサポートは無いとの悲しいお知らせが。問題はMacOSとMac本体のグラフィック機器にあるようです。グラフィック関係のAPIが64ビット対応になっていないとか。
駄目じゃん(^^; >アップル様
私は趣味のユーザなので別に速度は今以上はそれ程求めなかったりしますが、こんな調子では3DユーザがMacOSを離れてしまい、LightWave3Dのサポートも無くなってしまわないかと不安になってしまいます。リビング向けのiMacとかiTunesとかiPodとかも良いけどハイエンド向けのサポートもアップルにはしっかりとして欲しいものです。利益あがってんだからさ(^^;; この状況は来年のIntelマックが出たら変わると…思いたいです。
2005-10-05
DVDビデオの互換性 [by miyachi]
DVDレコーダ(HDDレコーダに非ず)を購入してから色々とDVD化を進めている。このDVDレコーダは日立の
DV-RV7000と言う機種だ。少しだけノウハウとか互換性の確認とかが出来たのでまとめておこうと思う。
まずどう考えてもDV-RV7000のバグだろうと思う点から。DVD-Rに録画してチャプタのタイトルとかDVDのタイトルとかがリモコンと画面を使って入力できる。入力はできるが後でチェックしてみると半角英数字を使うと文字化けしてしまう。全角文字はOKだ。途中で半角文字が1文字入るとその後の全角文字も化けてしまう。う~むこれってUnicodeかなんかの問題だろうか?半角文字も2バイトなのでそこだけ化けてしまうとか?
いずれにせよ
自機で書いた文字が表示出来ないのではバグと呼ばれても仕方が無いだろう。ね?日立さん?ちなみに全角の英数字の入力は出来ない…日時とかを入れるのも漢字を使わねばならないので不便である(T-T)
次にDV-RV7000で作ったDVD-RにファイナライズをかけてDVD-Videoにした時の互換性である。PS2では全く駄目。PowerMacG4標準のコンボドライブだとDVD-Playerでの再生はOKだが、
Double Saucer 2/3でコピーしようとするとちゃんと認識しない…。最近買ったPowerBookG4の2倍速スーパードライブだと再生もコピーもOK。会社で使っている
牛丼パソコン極盛でも再生もコピーもOK。
PowerMacG4でコピーできない(もちろん市販DVDソフトじゃ無くて子供のビデオとかですよ(^^;)ので困っていたが、PowerBookG4になってOKになったので、とりあえずは良しとしようと言うところか。
ネットで見てみるとDVD-Videoとかの互換性を考えるとやはり大手のPanasonicとかが良いらしい。
PanasonicのDIGAでもハイビジョン録画が可能な機種が出てきたのでそのうち欲しいなあと思うのでした。