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2005-10-31
くだん書房レポート 2005/10/30 [by miyachi]
と言う事で本編です。引越しをして新店舗になりましたので宇宙棚の位置をまず示しましょう。図を作ってみましたので右を参照してしてください(ってマメだな俺って…)。入って右奥左が新宇宙棚です。ただまだ物が溢れているのでちと見難い状況だったりはしますがきっと数日のうちには整理…される見込みも無いか(^^; 新店舗はビルの3階で1階にあった旧店舗に比べると入りにくい感じもあるかと思いますが、全然平気ですのでお気軽に3階まで(^-^)/
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くだん書房レポート 番外編2 [by miyachi]
前回に引き続き、
「くだん書房」(JIMBOU)の引越しの手伝いに行った。今回は旧店舗に残った書籍(新店舗に入りきれない書籍)を歩いて2分程の自宅兼バックヤードに移動する手伝いだ。新店舗お隣の部屋にお店を構える
「カスミ書房」(JIMBOU)関連の方もお手伝いに来ていて店主を含め3人で台車3台を使って、ゴロゴロと押して行く。が、問題は移動先がエレベーターが無い4階だって事(笑) 出ました
踏み台昇降運動!
4階なので1人が1フロア分を移動して行けばちょうど良い。って事で私は2階から3階の移動を担当。書籍移動はやっていて気が遠くなりそうになる。膝も笑う。いかんなぁ運動不足だ。と3階から4階の移動を担当している某店主はと見るともっと苦しそうだ(^^; まあこの1ヵ月くらいはずっとこんな調子で引越ししているようだから疲労もピークか。1回の移動が終わったら暫らくは休憩。そんなに暑く無い日だったが汗がダラダラと。ええ運動やなあ(笑)
そんな往復を5セットくらいはやったろうか?やっとこさ旧店舗にはゴミしか残らない状況になって今日の分は終了。台車は借りていた同業の方に返しに行く。おりしも神保町は
「第46回神田古本まつり」の最中だ。メイン通りは賑やかだがさすがに少し引っ込んだくだん書房の辺りだとあんまり人の数は変わらんような気が…
最後に餃子でビール飲んで帰る。今日はさすがに脹脛が痛いです。某店主はきっともっと辛い事であろう。3日の休日も来週も引越しは続くようだ。そちらはまた別の知人友人がヘルプに来るようだ。助けに来てくれる知人友人が多いってのは良い事だね。なんせ一般にはおよそやりたく無い事の筆頭に「古本屋の引越し」が来るんじゃ無いかと思うし(^o^;;
さて宇宙物も少しあったので、そちらは番外編じゃ無くて本編のくだん書房レポートにて。
2005-10-28
はやぶさのサンプル採取日程決定! [by miyachi]
以前に
心配していたが、どうやら「はやぶさ」のリアクションホイール故障に伴う燃料不足の
心配は無さそうな発表があった。
「新規に導入した制御策により、微小なジェットの噴射を精度よく管理して加える方法にめどがつき、帰還までに必要な量を確保できることが確認できました。」
既に軌道上の試験も完了しているそうで、まずは一安心ですね。トラブルがあっても何とか切り抜ける関係者の皆さんの努力と勇気に
拍手を送りましょう!良かった良かった(^-^)/
同じ発表では
サンプル採取の日程も決定されたとのもう1つのうれしいニュースが。サンプル採取はリハーサルも入れて3回。リハーサルでは
「星の王子様キャンペーン」の88万人分の名前を入れたターゲットマーカが投下されます。我が家も一家4人分の名前が入ってますから楽しみです。更にリハーサルの時には
ミニロボットのミネルバも投下されるとの事。この
リハーサルが11月4日(金)の予定。
続いて
1回目が11月12日(土)に、
2回目が11月25日(金)に行われるとのこと。無事サンプルの採集に成功するでしょうか!?ミネルバの活躍は!?続報を待ちましょう!
松浦さんの辛口コラムの新シリーズ
「実体は劣化した「アポロ」、米国の有人月探査計画」も完結。
第1回、
第2回、
第3回と続けてお読み下さい。現在のスペースシャトル関連企業を守る為にも既存のエンジンや技術を使わねばならないと言うのは分かる気もするが、やはり危険性のアップや無駄に繋がりそうにも思える。その中で少しでも新しい技術を言うチャレンジ精神も分かる気がするが、やはり少し無謀か?しかしながら過去を見ても無謀があったからその次に妥当な設計が出来る事もあるとは思う。この辺りは結局は結果次第だろう。スペースシャトルの二の舞だけにはならないで欲しいものです。またJAXAもそろそろNASAとの付き合い方を再考すべきでしょう。ロシアや欧州それに中国辺りに徐々にでも近づいてみてはどうかと個人的には考えているが…
JAXA以外のところでの日本の宇宙開発も進んでいる。先日
読了したキューブサットは、2機目の
XI-V(サイ・ファイブ)が打ち上げ成功して既に初期運用フェーズに入っているようだ。
凄いぞ!おめでとうございます! 更に松浦さんのブログによると、
東海大学がハイブリッドロケットの開発を企業回りをした資金でおこなっているそうだ。詳しくは
こちら。おぉ!打ち上げも成功しているんだ! 北海道大学の
カムイロケットもあるし、確かに大学を中心に宇宙開発の新しい芽が生まれつつあるようにも思える。ここから更にベンチャー企業として飛躍する人達も出るのでは無いかと密かに期待しています!頑張れ~!
[2005-10-31追記]
松浦さんがブログで、
宇宙開発に興味のあるホームページ、日記、ブログなどの運営者の方にお願い;よろしければ、皆さんのページでも随時「はやぶさ最新情報」へのリンクを掲載していただけないでしょうか。慢性人手不足である日本の宇宙科学の広報を草の根で支援すると同時に、情報公開を外から促すという意義があるかと思います。
と書かれている。賛成です!一応ささやかながら私も以前から少しは書いてきましたが、これからも書いて行こうと思います。ってまた宇宙開発ネタばかりブログに書くつもりかい(笑)
2005-10-27
宿題残すのもあの子らしい… [by miyachi]
「4試合で4点…岡田監督「また宿題」」と言うことでロッテ&ロッテファンの皆さんおめでとうございましたm(_ _)m 阪神ファンとしてはとても残念ですが、4連敗で負けたのは
ある意味とても阪神らしい(^^; どうせなら4試合目も10点取られた方が
ウケが狙えたと思うのだが、最後は比較的接戦でした。残念!<何がだ?(^o^;;
頂点を極めて「常勝」とか言われだすと後は下って行くしかない。失礼だが「常勝阪神」になるときっと私はファンをやめてしまうと思う。人生は浮き沈みがあるから面白いし本当に強くなれる。阪神は1年で両方を経験したのだからまた
来年頑張れば良い!頑張れ無くて来年はBクラス入りしてしまいそうな気もするが、それもまた阪神らしい(笑) 何はともあれ今年も阪神は色々と楽しませてくれました。1年間ありがとう&ご苦労様でした!>阪神タイガース
さて阪神らしいと言えばストーブリーグを賑わすのもそうなのだが、今年は何かあるかな?<何を期待している?(^o^;;;
2005-10-26
愛用の3DソフトLightWave3Dが
マイナーバージョンアップして8.5になった。基本的にLW3Dはマイナー番号のバージョンアップは無償である。また普通はX.0よりもX.5が安定して使える事が多い。過去も5.5/7.5辺りは安定していた。今度もそうであって欲しいと思いつつダウンロードする。今回のバージョンアップ内容はバグ修正以外だと以下の3点らしい。
・GLSL HWシェーダ (Windows版のみ)
・Photoshopフィルタ
・モデラーのマルチシフト
しか~し最初のOpenGL2.0に対応のGLSL ハードウェア シェーディングはWindows版のみである(T-T) 理由は
以前にも書いたがアップルがOpenGL2.0に対応していないから。残念!ただPhotoshopフィルタが使えるようになったは便利。
もう1つの変更としてはタイトルバーを見ると
"LightWave 3D 8.5 (Mac32)"となったことか。そうMac32と書いてあるからには
Mac64が本来出るはずだったのだ。Windowsは64bit環境版も出て予定だ。これもアップルが64bitのAPIを準備していないからだ。MacOS-Xは64bitだと宣伝をしているがまだ多くのパーツが32bitのCarbonで残っていたりして完全な64bitのOSとは呼べないのだ。ヘタに互換性があるばかりに完全な64bit化が進まないのでは無いだろうか。その点64bitのWindowsは全く別物なだけに逆に有利だ。
う~ん困った。このままではWindows版との差が開く一方だ。もちろんCGを作るのは人間であるので、多少の性能の差が作品の質にそのまま結びつくものでは無い。今回の8.5が安定して使えれば個人的には満足だ。だがしかしこういう差はプロの世界では大きい。少しでも早く作業が終わるのが望ましいからだ。その意味でLW3DのMacOS版ユーザが減るのが恐い。
しかもサポートされない理由はどう見てもアップル側にある。3DCGをMacOS-Xで使う利用者は少ないのかもしれない。でも何とかアップルには頑張ってOpenGLとか64bit化とか頑張って欲しいと切に願うのでした。
2005-10-24
昨日は次女が運動会。でも幼稚園なので午前中で終了。実家から来ていた母が午後にスーパー銭湯に行きたいと言う。何でも葛西のヨーカドーの横に出来ていた
スーパー銭湯「湯処 葛西」に都内最大の露天風呂があると言う。タオルとかは持って行く必要があるのかなとネットで検索。するとホームページには…
「都内最大級の露天風呂」。ん?
最大じゃ無くて
最大級なのね(^^; てーことは普通は
単に大きい程度と言うのでは?
で行ってみた。やはり大きさはどこにでもあるサイズであった(笑) まあ3つあるのではあるが。それにしてもここは「
温泉風ですが効能は温泉と同じです。」とか説明に書いてある。でもなんかカルキのニオイがするのでちょっと
プールっぽいぞ(^^; 値段は休日大人が700円なので確かに安いからまあこんな物でしょう。100円5分のマッサージチェアも安くて良かった。でも体脂肪計でも100円取るのはやりすぎだぞ。
ところでこの
最大級とやら。最近は米国のハリケーンも毎回言っている気が。毎回
最大級だとなんか見ている方はだんだん感覚が麻痺してくる。いやハリケーン通り道の方はもちろん勢力がどうであれ危険なのではあるのだが、おおかみ少年の例もあるのであまり毎回言うのもどうかとは思う。
2005-10-21
マックのプログラマ [by miyachi]
昨日昔所属していた某社に古いマックの本を借りに行った。今度の仕事がCarbonなのでOkaくんにはついでに古いタイプのMacOS環境に関する知識も持っておいて欲しいと思ったのだ。だが某社にあったマックの書籍はふ…古い…orz 1995年くらいまでの本ばかりだなぁ(笑) でもリソースなんかの勉強にはなりそうなので8冊くらいを選んで借りる事に。どの本も私が買ったもので10年くらい前に読み倒した覚えが。某社の部長Oさんは「あげるよ。」と言ってくれたが一応お借りしていると言う事で(^^; あり得ないでしょうがもし必要なったらいつでもお返ししますので!ありがとうございました(^-^)/
ちなみに本当は
この本が欲しいのだが絶版!中古価格が定価4,179円のほぼ倍の7,996円より…う~むむむ…神保町とかの古本屋に転がって無いかなあ。
某社には最近マック担当のHさんが入社されていたのでOさんと一緒に飲みに行ってマックのアプリ開発の話で盛り上がる。私は古い人なのだがHさんも若いのにマックアプリ開発の経験バリバリの方でお話をしていても楽しい。Oさんから「マックのプログラマは需要があるみたいよ。」と言われたが希少価値ですか?ニッチですか?ってラング・エッジとしては暗号の次にマックアプリ開発を得意としてニッチ市場で食べて行こうかと考えているので、本当なら嬉しいな(^^;
マックのプログラミングが難しいのは開発環境がコロコロ変化してきている事もあるように思う。MSは過去からの連続性を大事にする会社で、Appleは過去を切り捨てる事で未来を掴む会社ですから(笑) 68Kマックの頃は
MPWで、PowerMacになってからは
CodeWarriorが、そしてMacOS-Xからは
Xcodeがメインの開発環境なのですが、これがもう全く違う発想のものなので大変です。ちなみにこの間MSはVisual-C++でず~っと来ている。私のような古いプログラマはCodeWarrior止まりでXcodeはこれから勉強だ。しかもMacOS-Xって結局はNeXTSTEP/OPENSTEPなのでAPI含めて全く過去のMacOSとの互換性が無い。
と本来互換性の無い2つのOSを1つのハードに入れてしまったのが今のマックだ。表面的には統合されたOSのように見えるが裏に回るとあちこちで不整合も見られる。無理も無いのだが(^^; これがいきなりMacOS-Xでアプリ開発をすると一番戸惑う事かもしれません。プログラミングは裏の世界を理解している必要があるので大変です。裏の不整合は当然ながらMacOS-Xのバージョンが上がる度に少しずつ減ってきてはいます。
そして来年にはIntelマックが待っている(爆) Hさんの話だとどうもIntelマック用のコードは結局PowerPC用コードとIntel用コードが1つのファイルに入るらしい。これって昔のFAT(68KとPowerPC用コードを1つのファイルに入れた形式)と同じやん。2回目でつか(^^;;; と検索するとやはり
FATバイナリと呼ぶのか。おぉこのページ勉強になるなあ。Xcodeの勉強もやってこれからもマックのプログラマだと言えるように頑張りましょう。いやマックのお仕事していれば会社でマックを買う理由になると言うのが一番の目的かな。う~ん不純な目的だ。しかし不純な動機の方が頑張れるから不思議(笑)
さて某社ではかつての同僚達がもちろん働いている。そこへ「どうも~!ラングHGで~す!」と挨拶したのは
秘密だ。いえ腰までは振ってません(^^;;<お馬鹿
2005-10-20
新PowerMacG5と新PowerBookG4 [by miyachi]
しまった!新型が出てもCPU速度以外は大した違いはあるまいと、
中古でPowerBookG4を買ったばかりだったのに、CPU速度の向上は無くてその他の機能がアップしてちょっぴり悔しい事に(^o^;
と言う個人的な事情で
新PowerBookG4から見て行きましょう。何と言っても悔しいのは15と17インチモデルの解像度アップ。15インチは1280x854だったのが
1440×960に。この差は3DCGユーザとしては結構大きい!後はバッテリーの持ちが1時間良くなっているとかSuperDriveが標準になったとかだ。問題は価格。新型15インチモデルはTiger搭載+SuperDrive搭載で24万4800円だ。それに対して私が買った中古は15万4800円プラスTiger(1万4800円)プラス交換バッテリー(1万4500円)で合計18万4100円。その差6万700円。SuperDriveも2倍速と8倍速の違いがあるし
充分ペイしそうな価格差だ。ふん、新しいブドウは酸っぱいに違い無い(^o^;;
新PowerMacG5はと言えば最上位モデルがデュアルコアCPUを2つ搭載、つまりはコアとしては4CPUになった。Dualから
Quadになったと言う事だ。Quad 2.5GHzが39万9800円なのでお値段据え置きでCPUが倍あると(笑) 最大搭載可能なメモリサイズも16GBと一昔のスパコンくらいの能力ありそう。と言う私は10年以上前に米国のミニスパコンメーカーにいたりする。お仕事用には欲しいですねえ。会社が儲かったら買おうね。>Okaくん
ついでにハイエンドデジカメのRAW画像を扱うポストプロ用ソフトウェア
「Aperture」も発表された。「アパーチュア」と読むんですね。まだアップルジャパンのサイトには情報は出ていないようです。
日本語記事にでもリンクを張っておきましょう。しかしこのソフトもある意味
Adobeにケンカ売っているよなあ(笑) 最近のアップルは家電のように使えるパソコンを目指しているように思えるが、その意味では全て自社製品でソフトも揃えさせたいのかもしれないと感じるのでした。
しかし最近のアップルは攻勢が続きます。まあ今攻めないでいつ攻めるんだと言う話ではありますが(^^; ただ調子が良い時の後は結構恐い訳で。でも
「日経BP:アップルがいつか来た道」は違うと思う。確かにiPodが昔のMacintoshの二の舞になる可能性はあるが、それは日本だけかもしれない。アップルの目標は世界である。それにiPodだけを見ているのは間違いだ。iTunesと言うソフトがあっての事でのビジネスモデルがあると。私の方が間違っている可能性も高いが、何にせよ今後のアップルの動きには注目したいのでした。
2005-10-18
はやぶさの現状とかニュースとか [by miyachi]
「プログラマの日記」と言うブログなのに
「宇宙開発ネタ」ばかりでどうかとも思うが(いや思ってはいるんですよ(^^;)今日も宇宙ネタ(爆)
まず小惑星イトカワに到着している
「はやぶさ」の現状から。少し古いネタだが、既に故障していたX軸のリアクションホイールに続いてY軸のリアクションホイールも故障してしまったようだ。残るのはZ軸のリアクションホイールのみである。このリアクションホイールと言うのは地球独楽と同じで回転する円盤のトルクで姿勢制御をおこなうものだ。以前ISASの一般公開でデカイ地球独楽を持ったまま回転椅子に座って回してみると元に戻そうとする力が出る実験をやっていた。この理屈を使うと回転する円盤だけで姿勢が制御出来るので太陽電池等で電源確保されていれば良い。
リアクションホイールを使わない方法としてはスラスタの噴射による姿勢制御方法もあるが、これは燃料を消費してしまう点が問題となる。現在の「はやぶさ」は2軸分の姿勢制御をこのスラスタに頼っているようだ。短期的にはこれで問題無くミッションを継続できるようだ。問題は長期的になった時に燃料が足りるかどうかとなる。ミッションとしては地球帰還時に影響が出るかもしれない。どれだけ燃料に余分があったかとどれだけ燃料を節約できるかに「はやぶさ」が地球に無事戻れるかどうかの分かれ目になりそうだ。
でもまあその前に来月にも予定されているタッチダウンとサンプル採取のミッションが楽しみです。「のぞみ」の時にも最後まで諦めない努力がありました。「はやぶさ」もまだまだ波乱があるかもしれませんが無事サンプルリターンを達成してくれることを祈ります。
ちなみに姿勢制御の方法としては衛星全体をスピンして安定させる方法もあるが「はやぶさ」は太陽電池パドルを展開している衛星なのでそれは無理でしょうね。
さて他に失礼ながら笑ってしまったニュースとして
「きぼう:早期打ち上げ要請 小泉・文科政務官」がある。いや気持ちは良く判りますが、早期に打ち上げてもどれだけまともに運用できるか、また運用コストに見合うだけのメリットがあるのかをまずはきちんと把握して欲しいです。トップとしては「せっかく作ったものを無駄にしてはいけない」と言うことなんでしょうが(^^;;
神舟6号は
「中国:有人宇宙船「神舟6号」が帰還 飛行時間、前回の5倍」とのこと。飛行時間は115時間32分ですし前回同様に機械船を軌道上に残して実験は続けているようです。小泉首相の靖国参拝はこの記事があって目立たない事を計算に入れていたとの松浦さんの意見が
宇宙開発史掲示板に。なるほどそういう見方もあるか。ちなみに個人的には靖国参拝はつまらんこだわりだなと思う。気持ちがあれば靖国に行かなくても良いだろうし、単なるパフォーマンスや意地にしか見えません(^^;
まだまだ宇宙ニュースがある。
「ライブドア 宇宙旅行プランを発表 堀江社長」ではホリエモンがロシアと組んで将来はサリュートを打ち上げて宇宙ホテルにするとか。はいはい頑張ってね。でもカプセルもサリュートも古いものだけど大丈夫なんかなぁ… 新しいから安全とも限らないが古いものをそのまま使うのは問題あるような。
さらに宇宙服の話題が2つ。
「宇宙服 旅行企画の米企業が、日本でデザインを募集」と
「未来の宇宙ドレス?」だ。どちらも16日から福岡で開催されている
国際宇宙会議「IAC2005」での発表だそうで。このようなロケット打ち上げや惑星探査以外の宇宙開発の話題が増えるのは一般の認知度の面では良いことですね。宇宙ビジネスが本格化するのは意外に近いか?その意味でもホリエモンにはこの分野では頑張って欲しいところです(^o^;;
2005-10-17
雲のむこう、約束の場所 [by miyachi]
土曜日に
「戦闘妖精 雪風」の最終巻を借りようとレンタルビデオ屋に行った。だがDVDは貸出中だしまだ1週間レンタルできないようだ。仕方が無いので他に見て無い物が無かったかなと探していて
新海誠の
「雲のむこう、約束の場所」を借りたので感想でも。これってCG/MACカテゴリーと言うよりも既にアニメカテゴリーか(笑)まあ細かい事は無しって事で!
まずこの作品は相変わらず色彩が美しい。それに加えて細部まで手を抜かずハイビジョンかと思わせる程に美しく仕上がっている。と言うことで内容云々よりもまずその「美しさ」は議論の余地無く個人的に認めるところだ。宮崎駿作品も映像が美しいがもっと人工的とも思えるくらいにシャープな印象の色彩と、押井守作品にも少し共通点があるような日常の風景に美しさを見出しす感性が、ミックスしているようにも感じる。その意味では凄く私好みの映像だ。この部分だけでもDVDが欲しいと思ってしまう。
ただ惜しいのはストーリーと言うか脚本が少し映像に比べると物足りない感がある。前作の
「ほしのこえ」と違って1時間30分を越える長編なのだがこのストーリーでは少し最初退屈してしまう。途中で幾つか盛り上がるポイントが欲しいところではある。ただ伏線とかがあって何度か見ると良さが染みてくる作品ではあるだろう。SF的なポイントとしての「塔」とメカ的な自作飛行機「ヴェラシーラ」と学園物として3人の同級生の話が絡み合う。それぞれの要素のポイントは高いが素材としては生かしきれていないようにも思う。
特に3人の関係、その中でも男2人のヒロキとタクヤのキャラ付けと言うか違いがもう少しあっても良い気がした。3人の関係は正三角形では無いし二等辺三角形でも無いと思う。それぞれの立場での葛藤とぶつけ合いが欲しかった気がする。ただ学園物としての胸がしめつけられるような学生時代への憧れ心は良く出ていたようにも思う。こういうのって学校を卒業してから長い時間が経っている方が強いと思うが、逆に現役の学生なんかだとどう感じるのかなあ…
と言う事で結論としては個人的には気に入っているが誰でも気に入るとは限らない作品だろうなと思う。個人的にはDVDを買おうかと言う気になってます。
さて前作の「ほしのこえ」では新海誠が1人で作成した作品と言う事で注目を集めた。今回はプロとしての長編だから当然スタッフを沢山使っている。これをして批判するような声が2chなんかにはあったが、これは筋違いだろう。1時間を超える作品を1人で作っていたらレベルが下がるか10年くらい時間がかかるかのどちらかだろう。成功して予算が獲得できたなら自分がやりたい部分に専念すべきだろう。多人数での制作の問題は自分のクオリティがそれでも保てるかどうかだと思うが、逆にこの作品ではクオリティとしては上がっていると思えるし、新海誠らしさは出ているからOKでしょう。あとは脚本とかストーリー的な面でもう一段の飛躍を期待して次回作を楽しみに待ちましょう。
さてついでに雪風つながりで
「戦闘妖精少女 たすけてメイヴちゃん」も借りた。
借りるんじゃ無かった…orz 山下いくとの描いたメイヴちゃんを見て山下いくとファンとしては借りてみたが、どちらかと言えば「萌え」の世界の作品だった。あぁやはり雪風の最終巻を早くみたいのであった。
キューブサット物語 [by miyachi]
「キューブサット物語」を読了したので感想でも。この本は東大と東工大の研究室の学生が本当に衛星軌道にのる小さな衛星を作り上げて運用するまでのお話。
以前に読了した
「上がれ! 空き缶衛星」の続編にもなる。
空き缶衛星ことCanSatは衛星の仕組みを学ぶ為に空き缶サイズの衛星(厳密には衛星では無いが機能は同じ)をアマチュアのモデルロケットに搭載して打ち上げるものだった。最近では北海道の
CAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケットでもCanSatの打ち上げは行われているらしい。
今回はその上のクラスとして10cm四方で1KgのCubeSat(キューブサット)を開発して本当に宇宙に打ち上げてしまおうと言うプロジェクトの記録だ。難易度はCanSatの比では無いはずだし、打ち上げロケットをめぐって二転三転する様子はとても大変そう。でも学生達の熱意が良く伝わってきた。心底羨ましい(笑) 「上がれ! 空き缶衛星」では読後に物足りなさを少し感じたが今回の「キューブサット物語」は打ち上げまでじっくりと書き込まれていて結構読み応えもあった。
と言う事で感想と言っても実はCanSatと同じで生き生きとした学生達の苦悩と熱意を追体験できる点では全く同じ。エンジニアなら誰でも読み終わるとなんだかやる気が出てくる本である。彼らのプロジェクトに比べればささやかだし注目をあびないがうちにもプロジェクトはある。私はプログラマだから物作りと言ってもソフト開発になるが、今開発しているソフトを無事に世に出してやりたいと考えている。その為のやる気をこの本の学生の皆さんから少し貰って私も頑張りましょう!と言う事でエンジニアの皆さんには良書だと思います。ぜひ!
[2005-10-31追記]
松浦さんのブログ「東大Cubesat XI-V成功の場に立ち会う」で読み終わったらカバーを外してみましょうと書いてあった。早速外してみると…おお!これは良いアイデアだ。ふ~んなるほど。と言う訳で書籍お持ちの皆さんはカバーを外してみましょう!なお上記ブログは2機目の打ち上げ時の状況が分かるのでこの本を読み終わった人はぜひご覧ください!
2005-10-14
独力でやる事の大変さ [by miyachi]
しつこく中国宇宙開発の話。いやホントにネット界では中国宇宙開発を馬鹿にした発言ばかりで目を覆いたくなります(T-T) 相手の力量をきちんと把握出来るようになっておかないと痛い目にあうのは最後はこちらなんですけどね。ソフト開発の世界でもしかり。
さて今日のお題は「独力でやる事の大変さ」である。中国宇宙開発はどこの国とも連携せずに独力でやっている。かつてはソ連との技術交流はあったと予想されるが現在はロシアとは切れている状態のようだ。これに関する最大のデメリットは何か。通信系の確保である。通常日本なんかだと衛星を打ち上げてもサンチャゴ局だったりと世界の他の宇宙開発機関やNASAの援助を受けて24時間衛星との通信が確保可能である。
が中国は独力だ。ではどうするか。通信専用の巨大なパラボラアンテナを幾つも持った2万トン以上の「遠望」宇宙観測船を1~4号まで4隻も持っている。固定としては北京・青島・パキスタンのカラキ・ケニアのナミビアスとマリンディスにもステーションを有しており、これに遠望1号を太平洋、2号を太平洋南部、3号をインド洋、4号を大西洋に配置して、独力で通信ネットワークを実現してしまう(写真上)。
くだん書房で入手した中国宇宙開発のDVD
「飛天夢国」では遠望4隻が堂々と並んで航行しているシーン(写真下)もありやる気をヒシヒシと感じてしまう。神舟6号が宇宙にある今現在もこの配置で4隻は任務に付いている事でしょう。
この一件からも分かるように中国の宇宙開発は地道かつ全て独力でおこなわれている。この実力は相当な物だと認識すべきであろう。この実力を持ってして今後も独力で宇宙開発を進めて行くのか、それともこの実力を認めさせて国際協力の道を歩むのか。今後も注目していく必要はあるだろう。願わくば後者の道を選択して欲しいとは思いますが(^^;
日本の宇宙開発においてもH-IIの時に海外の技術に頼らない100%国産で苦労をしたがそれはH-IIAで意味を持った。ロケット開発だけでは無く色々な意味で独立心を持って宇宙開発に挑む姿勢が日本には必要なようにも思う。言うのは簡単、部外者だから言えるよな。と言う批判を受けるのは当然ではある。一人の日本国民としての願いであると理解…して貰えると嬉しいな(^o^;
2005-10-13
新iPod&iMacG5とLW8.5 [by miyachi]
ビデオ対応の
iPodが事前の噂どおり発表されました。2.5インチカラー液晶ですかあ… 結構でかく見えますね(^^; iPod本体の厚さはより薄くなったようで、スリムになって容量が増えて液晶が大きくなってビデオが見られて、最後にお値段据え置き。魅力ですねぇ(^^;; 新iPodとiPod nanoの組み合わせは
ウォークマンAシリーズと比較してもかなり強力なんじゃ無いかと思います。しかもアップルは即日販売開始だし。ウォークマンAシリーズはまだ市場に出てもいません(^^;;; ただ
iPod shuffleは存在意義が少し問われているかもしれませんねぇ。しかしiTunesは
先日Ver5が出たと思ったらもうVer6ですか。動画関連の強化だとは理解してますがVer5の命は短かったです。
さて
iMacG5も新型に。リビング向けのソフト
Front RowとApple Remoteコントローラを使ってリビング用のPCをかなり意識した作りに。でもこれってMac miniの方にこそ付けて頂きたいです。次のMac miniにはApple Remoteコントローラは標準で一つお願いしたいところ。あとは標準のマウスが
Mighty Mouseになったようです。これも今後はMighty Mouseが標準になるんでしょうね。後はカメラが標準搭載とかありますが、私的にはリビングのTVに繋げて使われるであろうMac miniへの今回のiMacG5の機能搭載を待ちたいところです。
それにしてもアップルの攻勢が続きます。売上げや利益も順調に伸びているようでそれはそれで喜ばしい事なんですが…
今日
D-StormからLightWave3Dの8.5に関するメールが。今は8.3なので無償バージョンアップです。問題はこちらの
「LightWave 3D 開発チームからのお知らせ」です。マック版では新機能のうち、64ビット版とOpenGL 2.0のサポートは無いとの悲しいお知らせが。問題はMacOSとMac本体のグラフィック機器にあるようです。グラフィック関係のAPIが64ビット対応になっていないとか。
駄目じゃん(^^; >アップル様
私は趣味のユーザなので別に速度は今以上はそれ程求めなかったりしますが、こんな調子では3DユーザがMacOSを離れてしまい、LightWave3Dのサポートも無くなってしまわないかと不安になってしまいます。リビング向けのiMacとかiTunesとかiPodとかも良いけどハイエンド向けのサポートもアップルにはしっかりとして欲しいものです。利益あがってんだからさ(^^;; この状況は来年のIntelマックが出たら変わると…思いたいです。
祝:中国有人打ち上げ2回目成功 [by miyachi]
あちこちのニュースやブログで昨日中国で打ち上げられた神舟6号の話題が。ただし
スラドをはじめとして「あの中国が」みたいな論調が多い。なのであえてタイトルには「祝」を付けた。もちろん日本人ではあるので日本の宇宙開発に関しては言いたい事も山ほどあるが、他国の成功くらいは素直に認めて何が良かったのか参考にすべきだと思う。
毎日新聞社説では
「社説:中国有人飛行 平和利用の指針を明確に」とあるが、日本だって情報収集衛星と言う名称の軍事偵察衛星を保有しているし、米国に至っては最初から軍事目的を持って宇宙開発をしている。出来れば平和利用に限って欲しい気持ちはあるが世の中そうはいかんでしょう。
さて中国で有人宇宙飛行が出来てなぜ日本で出来ないのか。それはビジョンの違いもあるだろうし、JAXAがやっている事が最後は研究レベルに留まっているとも言えるのでは無いだろうか。中国のやった事は米ソ(露)のやった事の焼き直しに過ぎないと言う意見も目にする。そうかもしれない。が、だから駄目だと言う事では無いだろう。宇宙開発を宇宙に行く為の単なる手段と考えれば過去の実績で優れた部分はそのまま利用すれば良い。何も液酸液水2段燃焼のエンジンは必要無いのだ。宇宙に行ってから何をするのか(中国は軍事もあるかもしれないが)、が大事であるようにも思う。
ただ過去の焼き直しではJAXAの場合には予算が下りないだろう事は容易に予想が付く。宇宙に行って何をするのか?何の為に宇宙に行くのか?が明確にならないと国は動かない。軍事目的であれ目標がある国は強い。また宇宙は次のフロンティアかもしれない。ただし今の時点で自信を持ち「XXXだから宇宙へ行く」と他人を説得できる人は日本にはいない。いたらぜひJAXAに入って欲しいくらいです(笑) 「何の為に」まずはこれが必要なのだろう。「宇宙を平和利用する為に」じゃ駄目かなあ…やっぱり弱いよなあ…
いずれにせよ中国宇宙開発の内容を見ると、現実的な対応ばかりです。技術者としてはとても参考になります。1台の万能高級車よりも10台の汎用車の方が実用的なのかもしれません。
[追記] なんて事を書いていたら松浦さんもネット上の意見に対して
ブログで反論されている。基本的には私が
スラドに書いた事をもっと詳しく的確に説明されている。
必読でしょう!あとdokuさんも
似た感想をブログに。皆さん同じようにネット上での今回の打ち上げに対する反応に異論があるようで(笑)トラックバックしとくかな…
関係ありませんが最近は宇宙開発の話題が多くて少し嬉しかったりします。
「露宇宙庁:4人目の宇宙観光客、日本人実業家が候補に」では予想通り元ライブドア取締役の榎本氏がいよいよ宇宙へとの話題。う~むええなあ(笑) 同じライブドアでも
「堀江貴文氏:今度は「宇宙旅行」 ビジネス化に意欲満々」の記事も(^^; まあ頑張ってください。
「JAXA:次世代超音速機の飛行実験に成功」は失敗に終わった1回目と違って見事にリベンジを果たしたSST実験機。良かったですねぇ!NAL時代から実機を作っていないと言われ続けていましたが、ぜひ今後も実機を作って試験も続けて欲しいです。SSTの是非に関してはまあ色々ありますが…
2005-10-11
くだん書房レポート 番外編 [by miyachi]
お馴染み
くだん書房が今月末で移転です!なので場所等を簡単にレポートをば。とは言っても路地を挟んだ隣のビルの3階だったりしますし、店舗しての営業は続けられますのでご安心を。場所は左の写真を見て貰えれば分かりますよね。どうせ店に来るような物好きは常連だけで一見さんの売上げは皆無らしいので地代の高い1階に店舗がある必要は無いらしい。
昨日は東京地方は雨が降ったり止んだりしていましたが、その中で引越しのお手伝いを。午前は寝てるからお昼を食ってからやろうと前日電話で打ち合わせをして、昨日の12時10分過ぎに行くと… 閉まってやがる(笑) シャッターをノックするも応答無し。郵便入れの隙間から中をうかがうも真っ暗(^^; てえ事で携帯に電話をすると… 「ふあい…」 やっぱり寝てやがったか…
暫らく待ってやっとシャッターが上がったのでとりあえず店主の目を覚まさせる為にも飯を食いに行く。ただ休日の神保町は開いている店も少ない。手近な
ふらんす亭に行き飯とコーヒー。昔は良く行ったふらんす亭だが値上がりして味は落ちている気がする。「駄目だなこりゃ」と言いつつやっとこさ引越し開始?
と思いきや本の整理をして売り飛ばす物と移動する物を分別しながらの作業。店主が本を選んで私が紐がけ。学生時代に靴屋のバイトで身につけた紐がけの技術が古本にも通用する事を発見したのであった(笑) しかもお店は営業している。途中で常連さんが来てご購入があったり。そんなこんなで踏み台昇降運動のように3階まで階段で古本を運ぶ。しかし問題は本棚であった。高さ2m10cmらしい本棚を古いビルの狭い階段を通して2人で運び上げるのはかなりキツい。すぐにネをあげる中年2人(^o^;; なんとか2つだけは運び上げるも新しい部屋は天井が低くてこの調子では中で本棚を立てる事が出来なくなりそう。
とりあえず今日の作業分は終わったとの事で茶店でコーヒーを飲んで帰る。雨の茶店でぼんやりあれこれ話をしているとなんか学生時代を彷彿としてしまう。店主に「お前との付き合いも四半世紀が過ぎちまったなあ…」とか。まあ時代が変わっても付き合いが続いているのは良い事だな。とか言いつつ次回は店主自宅(?)の引越しを青梅から神保町に移す手伝いを約束させられる。今度は4階の部屋でやはりエレベーターは無し。また踏み台昇降運動かよ(笑)
最近話題の「おでん缶」 [by miyachi]
アキバに昔から通っている人なら
チチブデンキの横にある自販機で売っている
おでん缶は知っているでしょう。私も食べたことは無いがあるのは知っていた。ちなみにチチブデンキは古いdynabookとかのパーツも置いてあるジャンク屋っぽい感じの店だ。
で先日カミさんから突然「秋葉原でおでんが自販機で売っているって知ってる?」と尋ねられる。「え?知っているよ。それがどしたん?」と私。すると「XXXママから言われたんだけど最近TVで取り上げられて美味しいって評判らしいので買ってこれない?」とのこと。え~とそれは私がアキバ通いをしているから当然知っているだろうとの質問だった訳ね…orz ちなみにXXXママさんはこのブログも既に発見しているそうで、読んでますか~?>XュXママさん。
一応
ネットで調べてみたら、なんか人気沸騰中らしくて大変な事になっているらしい。曰く「9月のある3日間だけで8月分の売上げを超えたらしい。」とか「メーカー在庫まで掃けてしまって品切れらしい。」とかだ(^o^;;; TVとはどうも
TVチャンピオンの
ヲタク達の萌える青春!アキバ王選手権(9月15日放送)の回と、
はなまるマーケットの
大注目スポット秋葉原(9月16日放送)らしい。やはりヨドバシAkibaと電車男の影響で秋葉原が注目されているらしい…う~む(笑)
ただ「買ってきて」と言われてもそうそうLAOX方面に行く用事がある訳でも無かったのだが、土曜日に娘をダンスに車で連れて行った帰りに神田を通ったので「寄るか」と言う話になり、近所に車を停車してカミさんにチチブデンキの場所を教えて買いに走らせる。しばらく待つとしっかりとチチブデンキの紙袋におでん缶を入れて帰って来た。無事買えたらしい(^^; ちなみに自販機は売り切れで店内に常温のお土産用を売っているとのこと。店の親父も「何缶?いつでもあるからまた買いにきてね~」と慣れた様子とのこと。地道にパーツ売っているよりも儲かっているのかも(笑)
で写真が買ったおでん缶。今は「牛スジ」「つみれ」「ダイコン」の3種類があり牛スジだけが250円で後は200円。こんな小さな缶の中にはやはり小さなコンニャクやさつまあげや竹輪やうずらの卵等が入っている。食べてみたが良く味が染みていて3日前のおでんと言う感じ。3年間持つらしいので非常食には良いのでは?水分も入っているし常温で食べれなくも無いし。思ったよりは美味であったと書いておきましょう。いや非常食として売ったら今の東京ならかなり売れるのでは?
ちなみにこの「おでん缶」は私も何度か取り上げていた札幌にある中古マックに強いお店の
Do-夢でも通販で昔から
取り扱っている。と思ったらDo-夢でも売り切れですか(^o^; テレビの影響って凄いですねぇ…
追記:製造元の
天狗缶詰株式会社のホームページと
直販らしい楽天のページを発見。
2005-10-05
DVDビデオの互換性 [by miyachi]
DVDレコーダ(HDDレコーダに非ず)を購入してから色々とDVD化を進めている。このDVDレコーダは日立の
DV-RV7000と言う機種だ。少しだけノウハウとか互換性の確認とかが出来たのでまとめておこうと思う。
まずどう考えてもDV-RV7000のバグだろうと思う点から。DVD-Rに録画してチャプタのタイトルとかDVDのタイトルとかがリモコンと画面を使って入力できる。入力はできるが後でチェックしてみると半角英数字を使うと文字化けしてしまう。全角文字はOKだ。途中で半角文字が1文字入るとその後の全角文字も化けてしまう。う~むこれってUnicodeかなんかの問題だろうか?半角文字も2バイトなのでそこだけ化けてしまうとか?
いずれにせよ
自機で書いた文字が表示出来ないのではバグと呼ばれても仕方が無いだろう。ね?日立さん?ちなみに全角の英数字の入力は出来ない…日時とかを入れるのも漢字を使わねばならないので不便である(T-T)
次にDV-RV7000で作ったDVD-RにファイナライズをかけてDVD-Videoにした時の互換性である。PS2では全く駄目。PowerMacG4標準のコンボドライブだとDVD-Playerでの再生はOKだが、
Double Saucer 2/3でコピーしようとするとちゃんと認識しない…。最近買ったPowerBookG4の2倍速スーパードライブだと再生もコピーもOK。会社で使っている
牛丼パソコン極盛でも再生もコピーもOK。
PowerMacG4でコピーできない(もちろん市販DVDソフトじゃ無くて子供のビデオとかですよ(^^;)ので困っていたが、PowerBookG4になってOKになったので、とりあえずは良しとしようと言うところか。
ネットで見てみるとDVD-Videoとかの互換性を考えるとやはり大手のPanasonicとかが良いらしい。
PanasonicのDIGAでもハイビジョン録画が可能な機種が出てきたのでそのうち欲しいなあと思うのでした。
2005-10-03
土曜日は長女の小学校が運動会。最近は春にやる学校も多いが次女の幼稚園も今月が運動会だ。と子供の写真とか話題を出しても喜ぶのはここを読んでいるのは間違い無い実家の父親くらいなのでばっさり省略(笑)
ここは一つデジカメの話題だ。実は昨年まで我が家のメインデジカメは3倍ズームの
「Canon PowerShot A70」だった。300万画素あるし個人的には充分だと考えていたが、今年になってカミさんの希望で10倍ズーム以上である程度本格的なデジカメが欲しいと言う。そこで買ったのが
「Panasonic LUMIX DMC-FZ5」です。右の写真にあるデジカメで、500万画素。これがなかなか良い!
光学12倍ズームの威力は凄くて運動会なんかのロングショットにならざるを得ないケースでも全く問題無く使える。なんせ35mmカメラ換算で36~432mm(F値も2.8~3.5)相当なのだからアマチュアが利用するには必要充分!しかもLUMIXお得意の光学式手ぶれ補正機能があるのでロングでも意外に手ぶれしない。しかも軽い!専用電池なのでバッテリー切れを生じるとアウトだが、小さくて軽いし、今のところバッテリー切れとも無縁で「持ち」が良い。
背面液晶以外にもビューファインダーがあり一眼レフ的にも使える。作りも一見すると一眼レフぽくって大きく見えるが片手にすっぽり入る程度の大きさでとにかく軽い。重さだと単三を4本も使う「PowerShot A70」の方が遥に重い。かてて加えてシャッターの応答性も音もなかなかよろしい。う~む欠点が見つからん(^^; あえて言えば私の趣味的にはもう少し広角系が欲しいところ。純正のワイドコンバーターは無いらしい。残念!
でもこのDMC-FZ5は元写真部の私としても久しぶりに「良いカメラだなあ」と関心させられた一品でした。ちなみメモリはSDカード512MBを装着して使ってます。100枚以上は撮れるのでこれも満足。