MacOS-X v10.4 つまり Tiger の発売日が
4月29日に決まったとのニュースが出てました。と思って今
アップルジャパンのサイトを見に行ったらトップからTigerの宣伝が。
「Tiger、ついに封印は解かれる。」だそうです。発売まであと16日…って私がv10.3のPantherにしたのって
去年の11月なんですが(^o^;;
CG関連のソフトを使っていると新しいOSだと動かない事もあって比較的皆さん保守的でなかなか更新しません。私もお金が無い…じゃ無くて色々と環境の移動が面倒なのできっとTigerも暫らくは様子見の予定です。だいたい先日
アップグレードしたばかりのLightWave3D[8]はちゃんと動くのか?う~むPantherの時の例もあるし不安だ(-_-;
アップル関連では
日本でもiTunes Music Storeを年内に開始するとの記事も。いよいよですか。さて私は利用するのかなぁ…でも最近音楽はiTunesでしか聞いて無い気もするし、好きな歌手のが安く買えるならアリかも。
iPodと言えば遂に
HP版のiPodが発表されたようです。
http://www.hp.com/musicと言うサイトも立ち上がっており、HPのやる気がヒシヒシと伝わってきます。やるなぁ。ちなみに近所に住んでいる知り合いの年配の女性(うちの母くらいの年齢か?)もiPodを購入したとか。パソコン教室に通っているそうだがデジカメに関してはだいたい出来るようになったから今度は音楽に挑戦だそうです。こちらもやるなぁ(^^;
さてTigersと言えば
阪神タイガース。いやなんか今年は調子が良さそうです。がお盆にどの辺りの位置にいるのかがやはり不安。毎年の事ではありますが(笑)
先週辛かった花粉症も何だから一息ついたのか少しはマシに。と言う事で夜にやっとメインで使っている3DCGソフトの
LightWave3D[8](以下LW[8])へのバージョンアップをする。バージョンアップ代金は税込みで6万9百円だ。た…高いっす(^^; ちなみにこれ趣味の為のソフトなんですがバージョンアップは年貢のように小遣いにのしかかって来ます。実は機能的に何か新機能があってバージョンアップしたと言うよりも今使っている
Panther(MacOS-X 10.3)でLW[7]を動かした時にマウス操作でバグがあり不便だったので仕方が無くと言う消極的な理由だったりします。ちなみに米国だとPanther用のLW[7]パッチが出ていたんですが、日本では結局出ずじまい。PantherはLW[8]が出る前からあったんだからそのくらいは対応して欲しいものです!ただ今回バージョンアップする気になったのはおまけで
REALVIZ ImageModelerの旧バージョンが付いてくるからだったりします。
LWのバージョンアップに申し込んで送られて来たパッケージは基本的には商品として売られている物と同じようです。中にはご覧のようにマニュアルが3冊と登録用紙やインストールガイド(写真左)、それにおまけのImageModelerの袋入り(写真右)です。LWは昔からインストールすると2週間だけは使えるようになり、その間に正式のシリアルをメーカーから発行して貰う方式です。手順通りインストールしてシリアル発行依頼のメールをします。ImageModelerの方はインストール時に発行されたシリアルが必要との事なので、こちらはインストール前にシリアル発行以来をします。どちらも夜の2時過ぎにメールした結果、ImageModelerの方は翌朝の9時前にはシリアルのメールが届きました。LWの方はその日の夕方です。どちらも早いですね。ちなみにPhotohsopなんかの
Adobe CS製品は次バージョンからアクティベーション方式になるとか。正規ユーザなので良いのですが、マシンの買い替え時とか一旦古いマシンのアクティベートを解除してから新マシンへのインストール作業になる辺りはやはり面倒そうです。
と言う事で私はPhotoshopも正規ユーザですが、こちらも年貢と言うかバージョンアップ代金を何回か支払っています。趣味のCG関連のソフトへ投資した金額はこの15年分を全部入れると…計算したく無いような金額になりますね(^o^; ところでPhotoshopも今回のLightWaveも実は私が必要としている機能は既にほぼ揃っています。今回のようにOSの問題で仕方が無くやるのでは無い限り少しバージョンアップをするのもひかえて行こうかと考えていたりします。
さてそこで今日の本題です。(長い前フリやな…) LWもバージョンは既に8になっています。私はLW3.1からのユーザなのですが、実は最近ではアプリケーション本体の機能アップよりも別売だったプラグインが入ったりする事の方がメインだったりします。Phtoshopも3.0から使っていて実質今のCSがバージョン8になるのかな? いずれにせよこれらのソフトはある程度は煮詰まって来ておりバージョンアップのネタは結構大変です。
私もかつてはコンシューマ向けのソフトを開発していましたが、そのソフトも既にバージョンは12かな? バージョンアップの度に何を更新するか追加するかで結構頭を悩ませた物です。いずれにせよ定番と呼ばれるソフトはバージョンアップの度に肥大化を続けるのが宿命のようになっています。バージョンアップして軽く速くなるなんて事は最初のバージョンが遅すぎたMacOS-Xくらいな物でしょう(笑)
かつてコンシューマ向けのパッケージソフトはバージョンアップでかなり稼いでいました。しかしそのソフトが成熟して限界が見えてくるとなかなかバージョンアップして貰うのも大変です。特に3DCGは一時期のブームも去りつつあり新規ユーザに期待するのは厳しい状況になりつつあります。6万円以上もするバージョンアップはエンタープライズならいざしらずコンシューマユーザには辛いものです。その意味ではバージョンアップを見送るユーザも増えてくるでしょう。
ではどうすべきか?まずはパッケージ自体を見直す時期に来ているようにも思います。LightWaveのバージョンアップを繰り返した私なんかは本棚の1段を占有するくらいLWのマニュアルが並んでいます。パッケージが高価になるのはマニュアルを作成したり入れ物なんかのコストや人件費がかかるからでしょう。オンラインでのバージョンアップによってコストをかけずに料金を下げる事は可能な気がします。この場合問題なのはマニュアルを印刷する量が減る事で更にコストアップに繋がるって事でしょうか。
しかしそのような努力をしないといずれはバージョンアップを出来るだけしないユーザも増えてくるようにも思います。その前にパッケージ販売だったりバージョンアップで稼がないといけないソフトハウスの構造だったりと言う辺りを見直す時期に来ているのかもしれません。
常に右肩上がりだった時代は過ぎつつあります。これからはニッチなユーザに対して低コストで長くサポートが続けられる仕組みが求められているように思います。ではどうすれば良いのか。その答えを出すにはまだまだ考えたり試してみたりする事が必要になるのでしょう。私もまたコンシューマソフトの開発をやりたい気持ちはありますが、ネタを考えないといけません。う~ん何か無いかなぁ(^^;