古いネットでの知り合いである
STATION T.T.B.を先日チェックに行ってみたら
宇宙戦艦ヤマト建造状況が4年弱ぶりに更新されていた!おぉ!「
まるで何事も無かったかのように続けます。」の一言だけで済ませるところがとてもクール(^_-)
TTBでは宇宙戦艦ヤマトを3DCGで再現しようとするプロジェクトをやっていました。え?それの何が凄いんだって?良くある話だろうって?そんな事は
こんなページや
こんなページを見てから言いましょう。そう!メーターの1つ操作スイッチの1つにもこだわって忠実に再現をしようとしているんです。気が遠くなるような作業です。
1998年頃からやっていたと思うんですが、当時の非力なPCでははっきり言って限界を超えていたと思います。最近のPCでメモリをギガバイト単位で搭載すれば何とかなるようになったのかなぁ。何にせよこれは頻繁にチェックせねば(笑)
さて私も一応
3DCGなんぞを趣味で作成している訳ですが、
CG作成環境をMacOS-XのPantherにして作品でも作ろうかとLightWave3Dを起動。でレンダリングをやろうとF9(LightWave3DではF9でクイックレンダリング)を押すと…何じゃこの変な画面は?どうもMacOS-Xの方の機能がPantherではF9~F11まで割り振られているようです。何々
Exposeとやら言う機能らしい。そう言えばニュースか何かで読んだ覚えが… と言う事でExposeの方のキーアサインを変更する事に。いやもうF9はクイックレンダリングって身体が覚えているんですよ(^^;;
年末は年賀状も作らなきゃならないし
momo展と言うネット上のフリー参加の展示会もあるし一年で一番CG作成をする季節です。外圧が無いと動かんのは日本の政府と同じやなぁ。こんな事では遺憾…じゃ無かったイカンと来年こそはちゃんとCG作成もするぞ!と今年も誓うのであった。
写真は金曜日に打合せで行った御茶ノ水前のビルからのショットです。深い堀のような神田川と学生が多いごちゃごちゃした街並みと川向こうの東京医科歯科大学と特徴のある街です。
で私は独身の頃に御茶ノ水には毎週末に来ていた。なぜかと言えば
Amiga(アミーガ)と言うマニアックなパソコンの馴染みの店が御茶ノ水駅前のマンションの中にあったから。お店の名前はパイナップル68000と言ってマニアックなご夫婦が経営されてました。ご主人は店には顔は出さないですがTV系のCGでは有名な桃園さん。店は奥さまが営業してました。
私はここで色々な人と友達になり3DCGの技術も伝聞だったり時にはお店のAmigaで教えてもらったりした。自分の作品もお店においてデモしていたり、時にはバイトで客先にAmigaのインストールに行ったり(バイト代はCGソフト代に消えてました)してました。週末は御茶ノ水で暮らしていたようなものでした(笑)
既にお店は閉じられてしまっているのですが、御茶ノ水を歩くと懐かしいような切ないような気持ちになってしまうんです。インターネットが無かった頃の話ですので、当時は草の根BBSやマニアックなお店が情報交換の場でした。不便だったし排他的でもありましたがそれはそれで楽しかったなぁ。
と言っても普通のアニメだ。仕事も一段落してレンタルビデオ屋に行ったら
サブマリン707Rが1週間レンタル可能になっていたので2巻を借りてきて見てみた。言うまでも無く40年前の漫画である小沢さとるの名作の現代リメーク版だ。実は同じ原作者の
青の6号が結構良かったのでじゃあ見ようと思ったのだが…良いセンは行っているがなんかあかんがな(^^;
まずは潜水艦同士の先頭はあんなに派手では駄目だ(って青の6号も派手だったが)!と言うかあの戦闘シーンなら
ふしぎの海のナディアのノーチラスとガーゴイルの潜水艦の戦闘シーンの方がワクワクしたぞ。それに潜水艦からイマイチ潮の香りがしてこない。最初に出てくる初代の707号は結構良かったんだが。
次に意味不明の子供や家族。背景が省略されて描ききれて無いし、無意味に半裸だったり、ウケ狙いがミエミエ。いやウケ狙いは良いがやるならもっとちゃんとやってくれ(笑)
おまけに707と言えば出てくるジュニア潜水艇。何の役にも立ってないしこれまた少年達の存在が意味不明。成長物語としては唯一炊事班からソナー員になった千太のみ。もっとちゃんとキャラクターとかメカを生かそうよ(;_;)
結局ストーリー的に全てが中途半端。登場人物は山程いるのに全然意味不明。続編をどっかで作るの?おまけのインタビューで男のマニアには戦闘シーンで女性には女の子とかのキャラクターで楽しんでもらえる作品になったとあったがそれは間違っていると思うぞ。3DCGで作っている部分とかは良いので余計に腹が立つ(笑)過去に有名だった人を揃えて作っているがかえって災いしている気がした。
さてそれに引き換え現在一番お気に入りなのは青の6号も作った
GONZOが現在作っている
戦闘妖精 雪風だ。主人公の深井零が美青年過ぎる点は何だが航空機部に関してとストーリーの進め方は全く文句無し!迫力あるし原作を読んでいてもストーリーに違和感は無い。これはDVD買ってしまうかも。最後のEPISODE.5は何時出るのだろう。楽しみです。
同じような作品に見えるけど3DCGも含めて丁寧に新しい作品を生み出そうとしているGONZOの作品が好きだったって事かもしれません。以上は独断と偏見による評価って事で(^^;